滋賀会館が完全に閉館。フィナーレとして各種のイベントが行われてきたが、本日9月30日をもってついに最終日に。 |
昭和29年からだから、54年になる。全国で最期の県民会館だという。若いころ、会社の寄宿舎から何度足を運んだだろう。数え切れない多くの映画、演劇。成人式もここだった。びわこ文化館の他、多くの施設が廃止へ。県は取り壊す金も無いという。思い切って、あと50年保存すれば、貴重な昭和の建築物に?。(地震さえ無ければ)。 |
RCSの佐藤さんも「滋賀会館は終わりますが、5階のシネマホールはこれからも映画上映を続けます。これからです。」と・・・ |
「エデンの東」という映画は観たことが無かった。若くして逝った永遠の男「ジェームズ・ディーン」。 彼の命日が9月30日だという。そして、滋賀会館が誕生した昭和29年にこの映画も生まれ、この滋賀会館は9月30日に去る。ということで、この名画を選んだのだという。デジタルリマスターズというのはどんな技術なのか、これだけ古いフィルムでも雨は全く降らず、非常に美しい画面だ。まさに、愛と家族の映画。 |
この「幻の湖」って映画。滋賀県を舞台に、東宝創立50周年記念の大作映画。 |
琵琶湖をめぐってヒロインがただただ走る。実は、あまりの不評に映画館が1週間で上映を中止したといういわくつき。「八甲田山」、「砂の器」など名作をものにした名監督橋本忍がオールスタアを集めて作った映画だが、この後、橋本忍は映画に手を出さなかったとか。 |
まあ、3時間のこの映画。雄琴温泉のトルコ風呂から始まり、飼い犬を殺した男の復讐に東京へ、そして、滋賀の風景、琵琶湖大橋、小谷城、浅井長政、織田信長、お市、高月渡岸寺・・・そして、なんと、宇宙ロケット、宇宙遊泳・・・・と、いったいどんなストーリーか予想不可能、ハチャメチャ。 |
うーーーん。深い?。まあ、珍しいもの観せてもらいました。 |