最後の琵琶湖文化館 2008/03/30



肌寒い雨の日曜日、朝勤務あけに。


「琵琶湖文化館」は昭和36年開館、滋賀県で一番古い博物館。大津の会社に就職したのが昭和39年だから、この建物と社会人をほぼ共にしたわけである。


滋賀県も含め、東京以外は殆どの県は大赤字をかかえている。昔つくった箱物施設の維持費は莫大。加えて、老朽化で地震への耐久不安もあり、県内の古い施設は次々と閉鎖へ。


3月年度末のタイミングで、この琵琶湖文化館もついに、本日をもって閉鎖となった。琵琶湖に映る浮身城のデザイン。当時は斬新だった。就職当時は、水族館で有名で、オオサンショウウオ、びわこ大ナマズなどが売り物。今は水族館もびわこ博物館へ引っ越して・・・・


最後の日は入館無料!!


約50年間の歴史も・・・


本日限り・・・




最後をしのぶ人たち。意外にも多く、驚く。


まさに、涙雨。


ごくろうさま。






1階では国宝、重文の宝物の展示。すばらしく価値あり。
2.3階にも当館の収蔵美術品の常設。



3階常設階の展示もこれが見納め。


どんな展示があったか、記録しておこう。














5階の展望室から。右は建設中の滋賀県警察。


記念スタンプもこれで終わり。


びわこホールを望む。


この高さからの眺めはもう不可能。


中央がびわこホテル。


エレベーターも無かったんだ。


当時の絵葉書セットはなんと、100円。当時の価格なんだろう。


今では、1枚が100円だよね。パッケージは少し黄ばんでいた。水族館のシーンも。


明智左馬之助の湖水渡りの場所の方角。


しばらくは、取り壊しはしないというが、地震でも来れば・・・

2005年の大津ぶらり


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