竹田城 2004/09/10
豊岡から和田山で降り、播但線にて、竹田で降りる。
日本一の天下の山城として、長い間、訪れることが夢だった竹田城。
写真などで、青空の下、雲間に浮かぶ城跡の石垣を観た時、すごいショックを受けた。
ついに、その夢が実現。今日は一日、竹田に絞ってやってきた。
昼食をしてからと思っていたが、近くに、食堂もコンビニも無く、とりあえず、空き腹で登ることに。
無情に降る小雨。駅に荷物を預け、傘を借りて登り始める。
真昼なのに、小雨降る中、なんとなく暗い。
鉄道をはさんで反対側は「立雲峡」で、山全体が桜に覆われる。次回再訪したい。
高さ353mへの登山道。「天主」は信長の安土城だけで、本当は「天守」。
山上の城までは、馬では無理と思うがこのあたりはまだまだ。
笹の中、靴はドボドボ。傘をさして歩くのはきつい。
霧というより、小雨けむるの感じが分かるだろうか。
車道との合流点で。ここからは歩くのみ。
ここから、かなりきつい山道。帽子もTシャツも雨と汗でだくだく。
ようやく、山上が見えてくる。
小雨であたりは暗いが、周囲が完全に開いたのでなんとなく開放感。
遠く天守台を望む。
黒沢映画「影武者」はここでロケ。
雲ただよう独特の雰囲気。
天気の良い時でも、雲はただようようで、すばらしい写真になりそう。(クリックすると拡大します)
本丸。
遙か眼下が雲の下に。
緑と石垣の調和美。
静か。何の音もしない。
城郭があった頃はどのような光景だったろうか。
つわものどもが夢のあとと・・・・・
天守台へははしごで登る。(クリックすると拡大します)
(クリックすると拡大します)
思い出した。米沢城もこんなだったか。
少し明るくなってきた。
台風のつめあと。
下りの道があちこち倒木でふさがれている。
変な道に入ってしまい、ズブズブと足の入る道なき道に出てしまい、少し迷った。
誰もいず、静かさにかえって焦る。ようやく、下山して、民家で足を洗わせてもらう始末。
踏切を越え、麦米神社の鳥居。山の上は竹田城。
麦米神社。
珍しい相撲桟敷
ここで、相撲が。
懐かしい民家の前を小川が流れ、野菜を洗う人の姿が。この川では、鯉がゆうゆうと泳ぐ。
住んでいる人はいい人ばかりなんだろうな。
鯉の小川にドラエモンとミッキー!!!!
ゴジラにキティちゃんにピカチュー。このまちの人たち、おもしろすぎる。
竹田駅までは、お寺が続く。どこも美しさを競っているようだ。
善証寺
常光寺
奥に墓地が。
墓地からの眺め。
勝賢寺
美しい枯山水。
法樹寺
どの寺も整理されて美しい。
この小さな竹田の町に神社一つ、お寺四つ。
竹田駅を望む。
静かで美しいせせらぎ。
駅前の案内図
向かって右へ進み、左へ曲がって線路をくぐって登山。
おばちゃんたちの長いおしゃべり。
ホームの立て看板。
姫路への途中、寺前駅で降ろされ、乗り換え。ディーゼル−−>電化線の境界がある。
姫路駅東口の喫茶でようやく昼食。ここのチョコクロがあまりにおいしいので買って帰る。
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