日光−東照宮 2008/04/03
いよいよ、日光のメインイベント東照宮に入る。
表門は意外に質素だが、これでも82もの霊獣の彫刻があるとか。
三神庫が真ん前に。
神厠舎の三猿はカメラを構える人がいっぱい。
子供から大人に成長する人(猿)の一生を紙芝居のように8画面で表す。
↓下はそのうち、4枚の絵。
子どものときは悪いことを「見ザル、言わザル、聞かザル」。
手をかざした母猿が子猿の将来を見ている。子猿は信頼しきって母猿の顔をのぞき込む。
人生にまっすぐ立ち向かうが、がけっぷちに立つときも。迷い悩む仲間を励ます友がいる。
口をへの字に曲げ、大きな志を抱いて天を仰ぐ。青い雲が「青雲の志」を暗示。
その他、恋、結婚、出産、育児の絵で元に戻る。
双眼鏡でじっくり観察するのも良さそう。
陽明門が見えた。
このあたりは日光で一番人気のスポット。
水盤舎もやっぱり家光公の大猷院よりりっぱ。
校倉造りの上神庫。想像上の象の彫刻が有名。
鐘楼と鼓楼が左右対称に。これは右側の鐘楼。
ついに、来た。陽明門。
日光山内のシンボルともいえる。
おびただしい数の彫刻は508あるという。
それぞれ、何なのかはガイドブックなどで説明されている。
上下2列の上は「竜」、下は「息」(イキかソクか読み方不明だそうだ)
ひとつひとつ見ていると確かに時間を忘れる「日暮らしの門」
12本の柱のうちの左側3番目の1本だけ、模様が逆。「魔よけの逆柱」。
「形あるものは完成した瞬間から崩壊が始まる」といわれることから、1カ所完璧でない部分を残して建物の長持ちを祈ったという。家康遺訓「及ばざるは過ぎたるより勝れり」。うーん、深い。
すごい浮き彫り。
神輿舎。3基の神輿。左から源頼朝、徳川家康、豊臣秀吉。天井の絵は日本一の美人天女という「天女舞楽の図」
薬師堂で、鳴龍を見る。天井の龍の顔の下だけ拍子木を打つと響く。
一生のお守りというので・・・
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