大不況>の中、世の中は底の無いデフレスパイラルへ。 年の瀬、お墓の手入れのあと、喫茶店で安いコーヒーを飲みながら、目を閉じて考えてみた。 今年は自分にとって激変の年だった。 5月末をもって給与取得者を引退して、完全に「サンデー毎日」に突入した。今までなら、「仕事に行かねばならない」という「決め事」があり、それなりの生きていく目標みたいなものがあった。「今日も、明日も、明後日も、明々後日も、なあんにも予定が無い」という驚くべき事態に大いに困惑した。これは勤務以来経験をしたことのないことだ。いや、学校時代は通学があったんだから、この「何日もどこにも行く用が無い」というのは、学校いや保育園に入る前の幼児以来なのだ。 |
もともと以前から何らかの、人のためになることはしていたはずである。自分にできることとして、近所の診療所、大阪の会社、職場、学校の同窓会などのホームページなどもお世話してきた。それは偽善かも知れないが、とりあえず喜ばれているはずである。ただ、作業の性格上、家にこもりっきりの毎日はどうだ!。好きなテレビドラマは録画してしっかり見る時間はできたものの、どうも、外へ出る気にならない。仕事なら勤務時間前後を利用していろいろ歩き回り健康に少しでも良かったはず。悶々としているなか、滋賀県の高齢者大学・レイカディア大学があることを知り、もてあました時間をすごせるかと応募し、幸運にも合格した。そして、10月から、月に数回の通学で、とりあえずの充実した毎日となった。レイカディア大学をきっかけとして、地域貢献の道を必ず進んでみたいと思う。 |
今年の自分の五大ニュース @完全年金生活へ 大不況から、会社の一部工場が閉鎖、正社員さえも自宅待機という信じられない出来事。正社員たちもアルバイトの職場へ流れ込んできて、本来あと数年働かせてもらえる予定がついに引導を渡された。 A長男の結婚 これにて子供3人全員が独立。親としての責任は一応返上した。この直後、長男の会社は倒産。世の中の不況は自分にも感じられることになった。 B我が家のリフォーム 大規模なリフォームを実施。風呂が倍の広さに、キッチンはIHに、ついでに洗面台も新調。葬式代の貯えも、全てご破算。再び貯まるまでは死ぬわけには行かない。 C高齢者大学に入学 試験もない、宿題もないという楽しい学生時代を過ごしている。必修講座ではいろいろな社会勉強でまだまだ未知の分野が身につき、選択講座では、なんと、「陶芸」を楽しむことになった。これから2年間の学生生活に。 D趣味、旅 バイク(ホンダ・ズーマー)の購入。カッコいいバイク。結局、草津の大学への通学に大活躍している。本格的デジタル一眼レフカメラ、ペンタックスのフラグシップ機(K−7)を購入。長年の夢だった、佐渡島へ。 |