木之本己高閣、世代閣 2007/11/18



SL北びわこ号で来た木之本。木之本地蔵を訪れたあと。


木之本地蔵から駅側を望む。


駅前の食堂でカレーの昼食。


 周遊バスは一日乗り放題と2カ所の観光地入場券つき。
各スポットに30分毎に回って来るのでうまく利用すれば数カ所は回れる。



多くのボランティアガイドさんががんばっている。役場の職員、学校の先生たちらしい。


まず、己高閣。「古橋」は、いつもお墓参りに親戚の家にはここで降りていた。


このあたりは少しも変わらない。


己高閣で仏像に会おう。








本格的に降り始めた雨。


小さなお寺にそれぞれすばらしい仏像があるが、災害を避けるため、宝物を集中することにしたんだろう。


あとで、撮影禁止と気づく。ゴメンナサイ。ピンボケだから、勘弁して。




裏側に「世代閣」。

 己高閣と世代閣(ここうかく・よしろかく)
 平安から鎌倉時代にかけて、山岳信仰の霊場として隆盛を極めた己高山(こだかみやま)。かつて山上には数多くの寺社が存在しましたが、時代の推移とともに次々と無住あるいは廃寺となってしまいました。それらの寺に残された、膨大かつ貴重な寺宝を安置するため、昭和38年(1963)に己高閣、平成元年(1989)に世代閣が文化財収納庫として建設されました。
 97躯の仏像をはじめ、古橋古墳からの出土品や浅井長政の奉納屏風などが収められています。その中には、鶏足寺(けいそくじ)の本尊であった十一面観音立像、法華寺の薬師如来立像・乾漆十二神将(じゅうにしんしょう)立像といった国指定の重要文化財や、県の重要文化財も多数含まれています。
<重文>木造十一面観音立像 木造薬師如来立像 乾漆十二神将立像   


分厚い国宝・重文仏像集に、しおりがあちこちにはさんであり、いかに重要な仏像かがわかる。

 団体の見物客が出て行って、一人残り、写真集を見ていると、地元の管理人さんが後ろから、「この仏像は・・・」
「えっ?、XXXさん?」。なんと、いつも墓参りに母に連れて来てもらって必ず寄る親戚のXXXさん。
「おおお、久しぶり」。母が亡くなって、お墓も引っ越してから訪問することも無くなってしまった従兄弟にあたる。
「今日は仕事が空きなので当番している。これから交代なので、家においで」
なんと、15年ぶりぐらいでお邪魔することになった。「木之本に来て、なぜ寄らんの?」と、亡き母の導きに違いない。


小一時間、お茶をいただき、昔話。奥さん、次男の嫁さんに会う。

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