長い間愛用したサンヨーのデジタルムービーカメラ「Xacti DMX−C6」。その後、新製品数機種が登場したが、それなりに、DMX−C6はムービーの記録には活躍してくれた。サンヨーのXactiは最初は普通のコンパクトデジタルカメラに動画機能が強いという特長のシリーズだった。ムービーのできるデジカメか、写真も撮れるビデオカメラかという方向性の一角を示したと言えよう。ともあれ、ビデオカメラでもないMPEGムービーカメラというジャンルで登場。当時は特異な製品なのだ。今はビデオカメラはテープの時代から、ハードディスクやカードへの記録が主流。しかし、縦に片手に持って撮影ができる独特のスタイルはXactiの売りである。 |
←これが、この9月に登場した、サンヨーの新製品「Xacti DMX−HD1000」だ。フルハイビジョン撮影が可能。これでも、世界最小/最軽量というけど、やっぱり大きくなってしまったね。望遠系性能に重きを置いているが、実は広角性能がいい方が実用的。 |
結局、今回買い換えたのは、今年3月発売の「Xacti DMX−HD2」にした。半年すれば、もう古いのが一般的だが。フルでは無いが、一応ハイビジョン撮影が可能。 |
まあ、アメリカなどではポケットから、サッと出したら、間違いなく撃ち殺されるね。 |
ムービー撮影中に写真も撮れる。カメラが無い時は、これ1台でOK!! |
SDメモリーカードも新規購入。512MB、1GB、2GB、4GB、そして、驚きの8GB。 4GB、8GBなんて、ちょっと前は考えられないテクノロジー。4千円、8千円で入手。 |
約30年前、ペンタックス社(当時は旭光学)は一眼レフカメラのトップメーカーに君臨していた。小さい物をまじめに作るのが得意なメーカーで、当時ブームだった110フィルム(カートリッジタイプ)を使うコンパクトカメラが多くのメーカーから続々発表される中、ペンタックスは、よりにもよって、レンズ交換のできる一眼レフカメラとして発表したのである。世界最小最軽量の一眼レフカメラの記録はなんと、今でも破られていないのである。 小型軽量、それでいてレンズ交換可能な「auto110」は名の通り110判フィルムを使用するオートカメラ。レンズは絞り固定で全てF2.8となっており、シャッター兼絞りがボディ側で制御される。 |
こんなにちっちゃい。でも、れっきとした一眼レフカメラ。カメラについているのは、f2.8/18mmレンズ。横にあるレンズはf2.8/24mm。この他にも、50mm、70mm、ズーム、オートワインダーなども作られた。 |
フィルムは今でも入手できる。カセットポンで簡単。残念ながら、この種のカメラは姿を消していく。その後のAPSカメラもこれも同様の憂き目に。 |
専用ストロボも入手。こんなにかわいい。持ち歩いて自慢できるのはいいけど、フィルムサイズが35mmよりも小さく、画質はそれ以上は期待できない。ペンタックスさん、このボディで、デジカメ機構を内蔵したものを作ってくれないだろうか。文字通りの「世界最小最軽量のデジタル一眼レフカメラ」の登場だ。 |