姫路城周辺 2007/01/10



思いもよらず姫路での宿泊となったので、今日は姫路市内の観光としよう。


姫路駅前の山陽百貨店。この裏のカプセルホテルに泊まった。


朝からレンタサイクル(無料)を借り、まず、当然ながら、姫路城へ。

朝の日差しに映える天守の勇姿をバックに当たり前のように出勤するサラリーマンたち。
この人たちは、毎日この雄大な建築物に目もくれず通勤している。


入口前は工事中。


春にはここもきれいに。


城郭としては比較的規模は小さいが、建物としては抜群に多く遺っている。


雲が全く無い青空にさえる天守。


姫路城は何度も何度も訪れているのであるが、1993年に法隆寺とともに日本最初の世界遺産に選ばれてから来ていないということは10年以上のご無沙汰である。


やっぱりこの城に来るなら桜、紅葉、雪など、写真撮影のベスト時期に来たいし、三脚もレンズも持ってきていない。


好古園との共通入場券を購入。


菱の門から


幸い、快晴のコンデション。






日本人の誇り、日本の宝。


西の丸あたりは塗り工事?


コンピュータシミュレーションなども無い時代にこの建築の構成美をどこまで計画予想して設計したのか。この美しさには脱帽である。タイムマシーンで過去へ行けるなら巨大木造建築の築造工事の現場を見てみたい。








この城も巧妙な縄張りが有名。目的の本丸に行くのに逆方向へ進む。


乾小天守側から。


本丸に到着。


雲ひとつ無い青空に天守を仰ぐ。




天守と小天守群の構成の妙。


天守内、2本の柱。これだけの柱はなかなか手に入らない。兵庫県と岐阜県と、別々の出身。




四階まで来ると


破風も小さめになってくる。


最上階からの眺め。







長壁神社


昭和の大修理の記録。

修理時に発見された当時の道具、作業者の弁当箱など。




長局(百間廊下)、化粧櫓など、建物は多くあるが、今回はパス。


腹切り丸


お菊の井戸。


かなり深い。「いちまーい、にまーい・・・」と聞こえてきそう。深夜は怖いだろうな。
映画「リング」の世界?




この石垣が有名な扇の勾配。


城内の資料館

パネルはなかなか参考になるので。















さて、隣の好古園を見学。


広さ1万坪の日本庭園


姫路市制100周年を記念して作られた。


春夏秋冬楽しめるというが、やはり、雪も無い今は、花も無く、条件は悪い。




「○○の庭」と名付けられた九つの庭園群があり、バラエティーたっぷり。








鯉たちも気持ち良さそう。





















日本城郭研究センターへ


1階は一般図書館。






センター2階から。



掘沿いに自転車で走り回る。


千姫の小径にて。


お菊神社で初えびすだったので、訪問。






あま酒をごちそうになる。




初詣の時のおみくじは「凶」だった。もう一度・・・・


よしよし、これで、気持ちがスッキリ。









雲が出てきて、ようやく空らしくなった。






美術館と天守のとりあわせ。









木下大サーカスのテントと。



姫路市内を十分満喫した一日だった。


前日の相生、竜野へ


つれづれぐさページへ戻ります。



2007年のつれづれぐさへ