相生、竜野 2007/01/09



 今年最初の青春18切符の旅。昨年暮れごろ、ノロウィルスの猛威で牡蠣が売れず、産地が大打撃を受けている。今回のノロウィルス問題は牡蠣は全くのぬれぎぬで、生産地は実にかわいそうな実状なのである。そこで「少しでも助けてあげようと」思い立ち、山陽へ向かった。
 広島は遠すぎる、赤穂、日生は以前訪問済み。
 ネットで調べて相生の牡蠣もなかなかのものということである。
 相生で牡蠣が食べられて、温泉も入れる道の駅「ペーロン城:白龍城」が評判が良いらしく、今日はペーロン城だけをめざす。


相生駅。こちら側は在来線。向こう側は新幹線。


相生は昔の仕事で何度も出張した。世界最大の放射光施設「Spring8」内のシステムの開発納品。


 ビジネスの時は新幹線、タクシーで現地へ行くのに、今は青春切符と路線バス。ビジネスとはなんと無駄なコストをかけているんだろう。でも、そうでなきゃ経済全体が活気づかないんだろうけども。


ほどなく、目的の道の駅「ペーロン城」に。






赤いケバケバ城ってのは予備知識はあった。


まだ早いのか・・・ひっそり・・・

ひょっとして????


 ちょっとちょっとちょっとぉぉー。
定休日ってかぁ。温泉の用意もして旨い焼き牡蠣たっぷりの受け入れ体勢ができているのにぃー。


有名な船の競争「ペーロン祭り」はここで。ど根性大根もここだった。




船のレースにはちょうどいい穏やかな湾。

外でやってた牡蠣ラーメンでとりあえず昼食をごまかして。


早々に相生駅に引き返す。


 新幹線が停まる駅とは全く見えない、相変わらずの相生駅の静けさ。
新幹線側の駅はもっと何にも無い。我が栗東駅も?

 さて、このあたりでみどころは?と、そうだ、竜野に行ってみよう。神姫バスの龍野行(いろんな地名、会社名が竜と龍の両方が使われており、ややこしい)に乗る。
 バスの乗客は自分一人だけ。運転手さんは「次は××です。お降りの方はボタンを・・・」と毎回アナウンス。「運転手さん、終点まで乗りますから・・・」から話が始まる。竜野の街並みとか城の話。


うすくち醤油とそうめんで有名なこのあたり、揖保川を渡るとバスを降りる。


こじんまりした竜野の街。


街はひっそりして、どう歩いたらいいかわからない。






このお寺の左にあった交番に入ったら地図、ガイドブックをくれた。




昔の街並みは気持ちいい。しかし、休館。



 醤油工場。休館。
土日と昨日の月曜日が成人式の祭日と3日連休だった。うぅぅ、今日は何しに来たんだろ。



休館。


お城なら・・・

竜野城









本丸御殿は無料開放。






竜野は赤とんぼの里として有名。










休館です。


休館です。




山の上は国民宿舎「赤とんぼ荘」


この奥は紅葉の名所らしい。






















近づくと、突然、「赤とんぼ」のメロディーが流れ、びっくりする。


 国民宿舎「赤とんぼ荘」は有名なので登ってみた。
 本日は日帰りのつもりだったが、ここまで来て、あまりにも収穫が無く、どこかに宿泊して明日も旅行継続の気になってきた。
 この赤とんぼ荘も悪くないと、一泊2食の料金を聞いて・・・。ゴメンナサイ。ここはスキップ。










ここも休館。




JR本竜野駅まで歩く。





姫路駅までJRで。

 姫路駅前のカプセルホテルを見つける。快適な風呂は満足。強力な泡の出る浴槽、塩サウナ、ラドン温泉から岩盤浴まで。

次 翌日の姫路城周辺へ


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