愛車との突然の別れと新しい友 2022/01/19



 最近バイクの調子が悪く、異音のまま乗っていた。
 1月15日の土曜日、大津方面へ走行中、バイクが突然エンスト発生。いろいろやっても、遂にエンジンがかからず、さてどうする?
 夜18時前。ネットで近くのバイク屋を探して膳所駅近くの店(W自転車商会)に電話した。「もう遅く暗いし、日曜日に入るので、ひとまず預かって、月曜日の点検になります。」
 とりあえず、預けて電車で帰る。

 1月17日の月曜日、点検結果の連絡があった。「エンジンオイルは空っぽ、エンジンが焼き付いている」とのこと。一般にエンジンのオーバーホールは10万円以上という。確かにエンジンオイルは忘れていた。
 10万円以上か・・・、それなら中古で5万円ぐらいでバイクがあるのではと、近くのバイク屋にあたってみたが、いろいろ手続き入れても最低8万円以上という。



 愛車を廃車して別のバイクを探すか、または、オーバーホールして引き続き愛車に乗り続けるか?を考えながら、仕事終わって午後、膳所のバイク屋W自転車商会へ。



  明るいところでバイク屋前に並んだ中古バイクの中に、赤いズーマー!、えっ預けたズーマーは別にある。なんと、偶然、愛車と同じ赤いズーマーが中古販売車に混じっていた。ズーマーはマニアックの上、赤色は更に珍しい。走行距離は愛車より1万キロ少なく、オーバーホールしたエンジン、ベルトも新調、あちこちのパーツも新品を使っているということ。4年前のバイク事故で愛車にはまだ傷だらけの部分が残っている。値札は14万円となっているが、廃車、登録、保険手続きなど全て含めて13万円にするということで、まあ、これで決断!



 2009年購入、どこへ行くにも一緒、12年間付き合ってくれた愛車と突然の別れとなった。自分そっくりな車体が売りに出ていた小さなバイク屋に巡り合わせて最期の別れとし、今後とも自分を忘れないようにと外見が同じバイクに繋いだ愛車の意志が不思議に感じた瞬間だった。これから分解され、使えるパーツ(内蔵)をあちこちの車体に移植されて命をまっとうする・・・不憫。



いろいろ、知人に話すと、エンジンオイルをほったらかしにするなんてアホかといわれ、今後は身に沁みて気をつけたいと思う。自動車の場合は必ず定期的に車検があり、そこでエンジンオイルも点検更新されるが、バイクは自分で管理しなければならないのだ。



19日の水曜日、バイク屋から納車、後ろのトランクもシートも移行して、外見が同じ新しい友とこれから付き合い。どちらも残り少ない命、さて、どちらが先に?


ナンバープレート




現在、27510km


1000kmごとにエンジンオイルは絶対です。忘れないように!


気に入らないパーツは更新していこう


乗り心地などに違和感があるが・・・


慣れでしょう

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