映画「復活の日」 2020/04/30



 40年前の映画で2時間半。外国メジャー俳優も多く参加する国際超大作だ。

 東ドイツの陸軍細菌研究所から零度を越えると猛烈な毒性を発揮する新種のウイルスが盗まれた。核所有は抑止力としては使えるが、それを行使することは自滅にも繋がる。そこで生物兵器を持つことが地球制覇の手段となる。

 盗まれたウィルスはアルプス上空の飛行機事故で地上に飛散し何億倍にもなって空中を広がっていく。

 やがて、イタリアで乳幼児が次々と意識不明になり、医師は「イタリア風邪」と名付けた。そして瞬く間にフランス、スペイン、アメリカ、日本へ蔓延し、莫大な死者を出す。新型ウィルスは零度以下では活動を止めることが判明。アメリカ大統領は南極の基地に越冬隊がいることに気づき、「誰も入れるな、戻って来るな」とメッセージを残して息絶える。

 そして南極に残る11ヵ国863人を除いて世界の人類は死滅した。海中にいた潜水艦乗組員も南極への上陸で難を逃れる。

 さらに人類滅亡の第2の危機は、完全に無人になった世界で起こる恐怖。アメリカに配備された対ソ連ミサイル攻撃の自動報復システムが近く予想される大地震で自動的に作動すること。これを止めに行かないとソ連の報復システムは南極基地も含む全ての地上に核の雨を降らす・・・






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