映画「パラサイト半地下の家族」 2020/02/18




第92回アカデミー賞の作品賞 プレゼンターのジェーン・フォンダが・・・


「パラサイト!」


審査員がアメリカ以外で増員されたこともあるが、なんと、アメリカ以外の韓国映画が!


いつもの草津イオンシネマにはかかっていないので・・・


久しぶりの大津アレックスシネマ


入口のディスプレイ


驚異的な受賞


韓国は北朝鮮の核攻撃予防のため、住居の地下部屋が義務つけられた


今も超極貧の80万人以上もの家族が・・・


1%という地上の超富裕層の邸宅の半地下に寄生している


半地下に住む家族が富裕層をだます・・・


何が起こるか分からないおもしろさが評価された


今回はあえて、内容はコメントしません


大津アレックスシネマのレトロな雰囲気は大好き


よそではかからない昔の映画を大スクリーンで楽しめる


こんな景色も見られる

















 韓国映画を映画館で観たのは「シュリ」が初めてで、その後も多くの韓国作品を観てきた。
 過去に記事としては「トンマッコルへようこそ」、「オールド・ボーイ」など。
この映画のポン・ジュノ監督の作品は「殺人の追憶」、「漢江の怪物」を観ており、おもしろかった。
 韓国映画は作品も役者も今の日本映画を超えている。韓国は日本より人口が少ない分、すべては海外に通ずる質が求められている。
 日本映画は内需が支え、海外向けとしての必死さが足りないいわゆるガラパゴス映画かも。昨年是枝監督の「万引き家族」が海外から注目されたが、日本の貧困は世界に公開する恥との声も。
 「パラサイト半地下の家族」はそれをはるかに超える韓国内の現実の貧困格差を世界に公開している。世に世なら、黒沢明ならアカデミー賞作品賞、監督賞を手にしただろう。


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