2019年は令の年 2019/12/28



 その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が12日発表され、令和最初となる今年は「令」(レイ・リョウ/いいつけ・おさ・よい)に決まった。この日午後2時過ぎ、京都・清水寺で森清範貫主が縦150センチ、横130センチの京都府産の黒谷和紙に広島県産の熊野筆で力強く揮毫(きごう)した。

清水寺 12月12日

 はがきやウェブサイトを通じた公募で決まる「今年の漢字」は、12月12日の「漢字の日」に一年を振り返り、漢字一字に込められた奥深い意義を再認識する機会を持つことを目的に始まり今年で25回目となる。

 今年は21万6325 票(昨年2018年は19万3214票)の応募があり「令」が3万427票を集めて1位となった。新元号「令」和に新たな時代の希望を感じた一年。「令」和が日本最古の歌集・万葉集からの出典で、海外にBeautiful Harmony=美しい調和と説明されたことや、「令」の字が持つ意味・書き方にも注目が集まった。また、法「令」改正、法「令」順守、警報発「令」、避難命「令」としても使われた年。

 2位は「新」、3位は「和」、4位は「変」、5位は「災」、6位は「嵐」、7位は「水」、8位は「風」、9位は「天」、10位は「税」。



 新元号は?、誰もがかたづを飲んでテレビに注目、官房長官が「令和」と発表したときから新しい時代が始まった。天皇皇后両陛下が即位、パレード、大嘗祭など、慌ただしい今年も終わり。我が家では、エコキュート設置4Kテレビ購入市展の夫婦同時特選などのニュースがあった。いよいよ東京オリンピックの年を迎える。2013年の9月、オリンピックが東京に決まったとき、7年後のオリンピックまでとにかく生きていようとの目標を持ったが、ようやくそれも大丈夫らしい。次は2025年の大阪万博までは元気でいたい。




2019年日本の10大ニュース (読売新聞読者が選ぶ)

1 天皇陛下が即位。「令和」に改元
2 ラグビーW杯日本大会開幕、日本8強
3 京都アニメーション放火、36人死亡
4 消費税率10%スタート
5 東日本で台風大雨被害、死者相次ぐ
6 ノーベル化学賞に吉野彰氏
7 沖縄・首里城が焼失
8 ゴルフ・渋野日向子が全英女子優勝
9 マリナーズ・イチローが引退表明
10 徴用工問題で日韓関係悪化



2019年海外の10大ニュース (読売新聞読者が選ぶ)

1 香港で学生らが大規模デモ
2 ノートルダム大聖堂で大火災
3 16歳グレタさん、国連で演説
4 北朝鮮、新型SLBM発射
5 米、「パリ協定」離脱を国連に通告
6 ハノイで2回目の米朝首脳会談、物別れに
7 米中、制裁・報復「第4弾」発動
8 アマゾンで森林火災が多発
9 英下院が解散・総選挙、EU離脱が最大の争点
10 英ヘンリー王子に第1子の男児誕生 

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