韓国ソウル(ナンタ鑑賞) 2007/02/15



出発前、日本でネット予約していた「ナンタ」。トケビストームかナンタかどっちにしようかと思ったが結局、わかりやすいというナンタの方を予約した。16時の回だから、他の観光にも時計とにらめっこしながらとなる。開演30分前に入場ということだし、地下鉄の所要時間もわからないし、かなりあせる。


アバウトな地図だが、とにかく、地下鉄「市庁」で降りる。


徳寿宮の大漢門。ここも入りたかったけど、もう時間が無い。ナンタ劇場はどこだ?


突然、こんなパレード?。韓国ではいつ、こんなものに出くわしても驚かない?


次々続く。


なんなんだ。




貞洞劇場では韓国伝統の芸能を楽しむことができる。あの美しい扇の舞とか。
このあたりは劇場が固まっている。


あー、やっと到着。15:40。ここまで、走った走った。


インターネット予約票のプリントを見せて切符を買う。


5万ウォン。


看板を背に記念写真を撮る人多い。






売店でパンフレットを買う。


役者はわずか、5人。
緑、黒、赤、青、白の各チームが交代で演じる。
本日は、白だった。


始まる前は写真を撮ってもいいということで。
席は前から2番目、ど真ん中だった。ラッキー。


韓国発パフォーマンスの決定版「ナンタ」!!
 「ナンタ」とは漢字で書くと「乱打」。とある厨房を舞台に繰り広げられるこのナンタは台詞のない「ノンバーバル(非言語)・パフォーマンス」です。台詞の代わりに音を出すのは台所で使われる鍋やフライパン、バケツに包丁!このような日常の見慣れた道具を文字通り「乱打」してリズムを奏でる迫力溢れる舞台です。
 1997年の初演以降、韓国はもちろん世界各国でも公演を行い好評を博し、今ではソウルの見所のひとつとして日本を始め中国や東南アジアからの観光客がバスを乗り付けてやってくるほどの韓国を代表するパフォーマンスとして成長しました。
 日常の他愛ないちょっとした道具がダイナミックに、時には繊細にリズムを奏でる様子は見ているだけでも楽しいもの。言葉を使わないだけに俳優たちのアクションや表情などもステージを盛り上げています。また手を叩いたりボールを投げたり、時には観客がステージの上に上げられたりと、参加して楽しむ場面もふんだんに盛り込まれているのもナンタの楽しいところのひとつ。そう、このナンタは見るパフォーマンスと言うより「参加して楽しむ」パフォーマンスなのです。


ストーリー
 舞台はとある結婚式場の厨房。3人のコックが野菜を仕入れ、調理器具の片付けなどしています。そこへやってきたちょっと気難しそうな支配人。今日の予定にはなかった結婚披露宴の料理10種を6時までに準備しろと突然無理な命令を下します。只今の時刻はなんと4時55分!
 コックたちはもう大慌てですが、ここにまたひとつ難問が発生。支配人が甥っ子を連れて来て料理を教えてやれと言うのです。忙しい上に何も出来ない甥っ子まで登場して気に食わない3人。それでも6時までにはなんとかしなければと料理の準備にかかります。野菜を切ったり、食器を準備したり、味見をしたり…4人はお互い反発しながらも絶妙なチームワークを見せますが、さぁ果たして10種の料理が6時までに完成しますかどうか???


台所で使うあらゆる道具を韓国独特のリズムにのって、ひたすらたたく、それは狂ったようである。
まな板に包丁をたたきつけてキャベツを切り刻む、なべ、バケツ、水タンクなどをひたすらたたく。
日本にもおんでこ太鼓など、すごい太鼓演奏がある。



どのチームが演じても、まったく同じストーリーなのだが、役者によって、かなりイメージは違うわけで、リピーターとしては、全チームの舞台を見たいわけである。REDあたりも見てみたい。





 さて、最後の夜(といっても2日め)に、ひとつぐらい本格的な韓国料理を楽しまねばと、ガイドブックでチェックしておいた参鶏湯(サムゲタン)を。
 これを食べるためだけに、地下鉄で、昼来た「景福宮」へ。ほんまにマメやねえ。


地下鉄出口に広告があったので、ありがたい。


行列ができる店「土俗村」


昨日の夜は牛、今日の昼は豚ときたら、あとは、鶏です。

 サムゲタン(参鶏湯)は、韓国の代表的なスープのひとつ。
 若鶏、もしくは丸ごとの鶏の腹を割いて、その中にもち米、栗、干しナツメ、高麗人参、松の実など、薬膳料理の食材としてよく知られたものを詰め合わせた後,それを長時間煮込む。煮込みに用いた器に入った状態の熱いままで供される。よく煮込まれているため肉がほぐれ、スプーンだけで食べることができるほどである。
 ごく薄い味付けのため、別に用意された食塩やキムチ、コチュジャンなどを使って自分で味を整えて食べる。
 夏バテ、滋養強壮などの薬効があるといわれるスープで、それだけでも食べることができるし、フランス料理のフォン・ド・ヴォーのように、米飯や麺などその他の食材を加えて、さらに新しいメニューにしつらえたりといった応用の利く基本料理でもある。
 熱いスープ料理であるが、夏の料理として知られる。ちょうど日本の土用の丑の日におけるウナギのように三伏の日に食べると健康によいとされる。このため夏の間だけ提供する食堂が多いが、専門店では一年中食べることができる。


12000ウォンの定番メニュー。来るまで楽しみ。






グツグツしている鶏まるごと1羽にスプーンをグサリ。朝鮮人参も入っていた。

海外で食べたおいしかった3本の指に入る。
後の二つは中国西安の点心、北海道旭川ラーメン(一応海外なもので)

でも、韓国には、まだまだうまいものがあるとか。ガイドブックで、次回も挑戦したい。


奥の座敷まで満席。


ごちそうさまでした。

まあ、一人だけの寂しい61歳の誕生日でしたわ。


市庁のまわりは南大門市場。


寒いところの屋台はこのタイプ?。
蚕なども、ごく一般的なうまいものとか。屋台に入る勇気が無い。



地下鉄内の広告パネル。

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