絶賛!アマチュアコメディーミュージカル「男の料理教室」 2010/01/30



しが県民芸術創造館

レイカディア大学の必修講座の日には、当日の講座の資料の他に、美術館の案内をはじめ、いろいろなイベントのちらしが配布される。最近は閉じこもり勝ちで、あまり興味も無かったが、久しぶりにどこかにと、ふと、あのちらしを思い出した。


草津で30日(土)に2回、、31日(日)に1回とある。電話してみると、31日(日)は売り切れだが、本日30日の夕方はまだ余っているという。「それって、うしろの席でしょうね?」「いえ、座席指定で無いので、先着順となります」。


「おおおー、それでは、1枚・・・」。前売りは1500円だが、さすがに、当日券なので、2000円。

いつものレイカディア大学の通学途中をバイクで。このしが県民芸術創造館は青島広志のコンサート以来。


行列の最後はどこだ。


少し早めに来たが、既に、かなりの行列。前から100人めぐらい。


6:30に開場。


どんなミュージカルか?


とりあえず、真ん中の前方、一番いい席を確保。満席だ。


ちらしでは、ソウルで観た「ナンタ」のパクリじゃないか?と、なんの予備知識も持たずに来たわけだ。


公民館の資料ファイルみたいなプログラム。


知事もご推薦。




唯一のカラーページ。


キャストの一言を見ると・・・


たしかに、アマチュアさんたち。

ネットから3枚の写真をいただく。


定年退職した男が突然スケジュール帳が真っ白になるのに戸惑い、妻からは厭われ、家にぶらぶら。習い事にもセンスが無い、ハローワークに行ったり、公民館の実年夫婦のセミナーを受けたり・・・・。そんな中、「男の料理教室」を知る。定年後の男たちの戸惑いなど、「それ、あるある」と、非常によくできたセリフ、脚本。懐かしいヒット曲などもうれしい。


キャスト55人は、滋賀県民で5ヶ月間の稽古の末、ようやく、草津3回、彦根1回の4回だけの公演に望む。
「メインキャストの約10人はプロの役者でしょ?」「いえいえ、みんなアマチュアなんです」。


そこらのプロの劇団なみの見事な演技、そして、みんな、にっこにこの笑顔、ダンスも実にうまい。素人集団をここまでにする演出・振付のすばらしさを伺える。こちらもすがすがしくなって、思わず大拍手。客席内を踊る、舞台の工夫など、すばらしいステージだ。カーテンコールのあとの拍手が止まない。アンコールの豪華さも、またお見事。
たったの4回の公演で終わるというこのプロジェクト。出演者の感動の体験のためにも、ぜひ、この舞台を映像で残しておいてあげ て欲しい。キャストが変わってでも、ぜひ、この名作を後々まで残すべきと思う。

間に休憩をはさんで、2時間の終演後、ロビーに出ると客とキャストでごったがえしていた。





















高価なオペラやミュージカルには行けないが、この程度だったら、実に楽しい。
出演者たち本当にお疲れです。そして、おめでとう。

ネットでの記事を引用させていただく。

スタッフ
演出 ・中村暁(宝塚歌劇演出家)  ・振付 翼ひかる(宝塚歌劇月組出身) 
・音楽 達人(Tatuto) 作曲家・歌手  歌唱指導 松田ひろ子  杉江斉

だれもが迎える第二の人生。家族が、地域が、そして本人が向き合うこのテーマを、お洒落で楽しいミュージカルにして料理しちゃいました! 団塊の世代の男たちのとってもリアルでユーモアたっぷりのストーリーです。人生をもっと深く味わうためのレシピをご紹介します。

ストーリー
企業をリタイヤした男性たちがふとしたきっかけで、「男の料理教室」に参加する。初めは自分のために料理を覚えようとしていた男性たちが地域の子ども達のために食事会を自ら企画し、右往左往の果てにやり遂げる。その中で料理をする喜びは誰かに食べて喜んでもらう事でもあると気づいた男性たちが、それぞれの自分の新しい生き方を見いだして地域デビューしていく……。 

 出演者は県内からオーディションで選ばれた7〜67歳の53人で、半数は初心者。宝塚歌劇団で活躍するプロの演出家から指導を受け、9月から毎週土、日曜日、約70回の練習を積んだ。20人のスタッフも一般から集まったボランティアで、大道具や小道具、衣装などはすべて手作り。

 プロデュースを手掛けた、しが県民芸術創造館の端洋一さん(52)が実際に料理教室に参加している男性と話してヒントを得た。「仕事人間が退職し、居場所を失うという身近な社会問題をテーマにした。歌やダンス、ユーモアを盛りだくさんにしたので、これから退職を迎える人たちに楽しんでほしい」と話す。

 同館の県民参加型ミュージカルは今作で4回目だが、大人が主役の作品は初めてで、出演者は40〜50代の男性が多い。主役を演じる公務員杼木栄司さん(53)=竜王町=は「シナリオには日常で共感できる部分がある。退職後も地域の主役として生きるさまを、たくさんの人に見てほしい」と意気込む。

 (滝田健司)


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