大阪 城北菖蒲園(1/2) 2008/06/08



今の時期の花は菖蒲。滋賀県でも石山寺をはじめ、守山など、いくらでもあるが、ネットで大阪の「城北公園」に菖蒲園があることを知り、でかけることにした。


3日前にあらかじめ買っておいた「関西おでかけパス」。関西空港見学ツアーを予定していたが、天気予報は雨ということで、見学ツアーの予約はせず。しかし、どうも雨の様子は無し。


地下鉄谷町線千林大宮から歩く。町並の両側は菖蒲のお出迎え。


しょうぶの名所は今がおまつり。



名物の滝。




城北公園の奥に菖蒲園。


入場料200円は安い。


花の維持にはお金がかかるだろう。


朝10時すぎでもかなりの人手。




昭和39年5月に開園した回遊式の花菖蒲園で、面積約13,000uの敷地に、江戸系・伊勢系・肥後系の三系統の「花菖蒲」、約250品種約13,000株を栽培。



XX系という花菖蒲の系統というのも初めて知ったが、その多くの種類にも驚き。

花菖蒲(はなしょうぶ)

アヤメ科。水辺など湿った地に栽培される多年草。高さ60cm〜80cm位で群生する。葉は、隆起した中脈をもつのが特徴。花は、初夏に大きいもので、径15cm位に達し、紫、白、絞りなどの色がある。

〔江戸系〕 東京種あるいは江戸種ともいわれ、旗本の松平左金吾(菖翁)(1773〜1856)の時代から江戸地方で収集改良されてきた品種の総称。 庭の池や流れの岸に植え、群生美を楽しむための品種。 色彩、花形、草勢ともに様々で、他の品種に比べて性質も強く、一般に高性である。

〔肥後系〕 幕末の頃、松平左金吾(菖翁)の手から肥後の藩主に渡った品種が改良されたもので、群生美よりは個々の草姿、花容が重視されるため、鉢植えで栽培され、男性的で、花が大きく、豪華な感じ。

〔伊勢系〕 江戸中期から伊勢松阪地方で改良されてきた品種で、草丈は低く、花茎は葉とほぼ同じ高さまでしかならない。 優雅で清楚な趣があり、鉢植えや茶庭の植え込みとして栽培され、女性的で繊細な感じ。





















世話人さんも総動員で説明。


やはり、興味あるのは、このネタ。本当に、見ただけで区別できます?。

葉の幅 生育地 開花期
花菖蒲 中くらい 湿地又は乾地 5月下旬〜6月中旬
アヤメ 細い 乾地 5月上旬〜中旬
カキツバタ 太い 湿地又は浅水池 5月中旬〜下旬































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