映画「紀元前1万年」 2008/05/01



 今年のゴールデンウィークは雨が少ないようで、連休が取れる人たちにはいいこと。しかし、どうも、青空が見られないな。ガソリン税復活で、ガソリンが安かったのはわずか1ヶ月。本日5月1日から再び値上げ。値下げ前よりも更に上がって、なんと、160円/リットルという史上空前の記録である。これから更に上がる予想もあるとか。殆どの食料品が軒並み値上げ。国民無視の政治屋のヤツらの無能ぶりには憤る。内閣支持率は20%にダウン。もう断末魔の状態。
 さて、1日といえば、映画の日で、誰もが1000円で観られる。昔は1の日はだいたい映画館にいることが多かったが、シニアになったらいつでも1000円なので、そんなの関係ない。たぶん映画館はいっぱいだろうと予想しながら、どこへ行くあても無いので今日は「映画でも」と来てみた。


いつものユナイテッドシネマ大津、「な・なんだ、この行列は」。


1の日はいつも、こんな100人もの行列になるという。


今日の映画は、「紀元前1万年」。これといった印象のものではないが、たまには映画のことを書いてみよう。


紀元1万年だったら、まだまだ未来のこと、(おそらく人類は絶滅しているだろう)。こちらは、紀元前1万年の世界を舞台にした。愛する女性を取り戻すため旅を続ける若者の姿を描く壮大なアドベンチャー巨編。


『スターゲイト』、『インデペンデンス・デイ』 、『GODZILLA』、『デイ・アフター・トゥモロー』など、とにかく大スペクタル、VFXを得意とした ローランド・エメリッヒ監督の最新作。


今から1万2千年前にマンモスと人間が同じ時代にいたのか?、恐竜の末えいのような巨大な鳥、巨大な牙を持つタイガー、そして、大ピラミッドの建設にマンモスを使う・・・。まあ、疑問はいろいろあるが、1万年前何があったか、誰も知らないのだから、何でもあり。最新技術でよみがえるピラミッドや毛の一本一本まで再現したマンモスの大群など圧巻のCG映像は映画館でしか味わえない。


人類や野獣、マンモスも生息していた紀元前1万年、勇気ある若者デレーは戦士たちを率い、襲い掛かるサーベルタイガーなどと死闘を繰り広げながら旅を続けていた。デレーは他民族の悪の帝王に奪われた最愛の恋人エバレットを取り戻すため、失われた文明を目指し……。

舞台がアフリカみたいになったり、突然北極のような大氷河になったり、主人公の側は英語をしゃべって、敵側は英語の字幕が入るようなXXX語だったり、まあ、つっこみどころ満載。敵側の「神」は空から降りて来たとか海底に沈んだ文明から来たとか、これも、何かの余韻を残す。


今日は真夏日。日本で、沖縄よりも北海道が一番暑かったという31℃を記録、朝は氷点下だったという。北海道でもクーラーが売れるという。いったいどうなってるんだろうか。


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