石山寺 源氏物語千年紀 源氏夢回廊 2008/03/27



午後勤務の前、午前にちょっとひさしぶりに石山寺へ。


外から見ると、桜のピンクが美しい。


公園の桜の蕾はあと少し。あと数日か。


一方、これは、「ヒガンザクラ」。もう、まさに、満開。




青空を背景に、ピンクが映える。


今年、2008年は紫式部が石山寺で「源氏物語」の構想を練り、作り上げた1008年から千年になる、千年紀のイベント。




最近は、何か無いと来ない石山寺。


重要文化財にこんなに貼っていいんでしょうかね。


このごろはイベントには必ず、ゆるキャラを採用する。


「おおつひかる君」というらしい。ぬいぐるみにするにはつらそう。


いつもは、この参道の左側の塔頭は公開していないが。


「世尊院」、「明王院」、「密蔵院」、「吉祥院」、「公風園」などを公開して「源氏夢回廊」と名づけた。


いつもの石山寺への入山料500円を含めて、セット券1000円は安く感じる。


世尊院は、日本刺繍による源氏物語絵巻展。




源氏物語54帖を掛け軸に、絵は刺繍でできている。

過去のこの季節の石山寺の一部

2006/04/01

2005/04/23

2005/03/09

2003/09/26


ふだん公開していない塔頭では、このような美しい庭が見える。


鹿おどしの「コン」という音がさわやか。


公開して拝観料をとればいいのに。


明王院では、「田辺聖子・源氏文学館」


たぶん、これが一番のめだま。










直筆原稿


彼女はここまで鉛筆を使うとか。


日本人であれば、世界最古の長編小説「源氏物語」は読むべき1書。しかし、そのものすごい長編にたじろく。自分も、とにかく、一度は読んでおくべきと、10年ほど前に、「ダイジェスト版」というものを読破した。1帖が10ページほどに要約した超ダイジェスト。それでも、登場人物(紫の上、藤壺、明石の君、空蝉、夕顔、末摘花など)はなんとなく思い出す。




苔の美しい庭。一般公開しないから、このような美しさで残っているのかも。




密蔵院では、「未来千年館」



院から庭を眺める。




いまや、直立二足歩行のロボットはあたりまえ。


つくば博でも、こんなことやっていた。あの時は郵便局が実施。10年後にちゃんと、配達してくれた。


参道を望む。開催期間が過ぎるとこんな景色は見られなくなる。


当然、お土産やもあるわなぁ。



絵巻のハンカチ、風呂敷などは売れそう。




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