京都 平岡八幡宮、地蔵院の椿 2008/03/24



「梅は咲いたか、桜はまだかいな」でなく「梅は終わった、桜はまだかいな」という、まさに間の悪いタイミングの京都にて、椿を追ってみる。


京都駅からJRバス。竜安寺の先の「平岡八幡」で降りる。


参道は桜の並木ですが、あと1週間というところ?


桃はちょうどいいところ。


椿の道の中に1本だけ、見事な花を咲かせる。






珍しい白い椿。


一部咲いた桜も少し。




弘法大師が神護寺の守護神として自ら描いた僧形八幡神像を御神体として創建された山城国最古の八幡宮である。本殿は室町時代に焼失したが、足利義満により再建され、現建物は文政9年の修復。内陣天井は極彩色の花絵44面が描かれ、「花の天井」とよばれ、毎年、春、秋の2期公開される。境内は高雄もみじの参道と椿が有名である。






参拝者に御神酒のサービス。








宮司さん登場。


見たことの無い椿の花もある。




境内の前には神聖な土俵。先代若の花が土俵入りしたとか。




宮司さん自信によるご説明に聞き入る。




奥が樹齢300年の椿。


1本の樹に4種の色の花をつけるという。


この椿は葉っぱが特徴。


金魚になっている。


さざれ石。


ダリアみたいな椿。






本殿に上がらせていただいて。


本殿の欄間の写真。


そして、天井はこの写真のように、当時の日本人が見たことの無いような花の絵が。


宮司さんの立て板を流すようなこころよい説明。


天井の絵にある花の配置。


本殿から外を見る。


今度はお茶をいただく。


このあたりの特産の梅が入っている。


ゆっくり落ち着く。


ガイドブックなどに載っている写真は、このあたり。樹上の椿と落ち椿・・・






春の花といえば、「桜」と言われるが、実は、「椿」です。「木」に「春」で「椿」。


再び、椿の道。


いや、ほんまにこんな椿があったんや。


椿はゴロンと花が落ちるので、武士には首が落ちると忌み嫌われたというが。


決して、そうではなく、おめでたい花だそうだ。


われわれの知る一般的な種。


ここに来れば、多くの椿が見られます。

せっかくなので、もう一つ、京都駅へのバスの途中、「北野白梅町」で降りて。


地蔵院です。


「散椿」はやっと咲き初め・・・


ずばり、「椿寺」


上の桜が見事だろうな。あと1週間もすれば、桜と椿の競演が見られそう。
















五色八重の散椿。これが見頃になるとすばらしいだろう。














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