インカ・マヤ・アステカ展 2007/11/06

神戸市立博物館



本日のメインはこの展覧です。



 中南米三大文明であるインカ文明・マヤ文明・アステカ文明の遺産の数々を紹介する特別展を開催いたします。
 中南米にはかつて、様々な気候風土を利用しながら、高度な建築技術や天文学、自然の神々への信仰や儀礼、国の統治といった、豊かな文明が各地で繁栄していました。
 ペルーを中心に広大な領土を持ち、天空都市マチュピチュをはじめとする謎の繁栄を遂げた文明“インカ”。中央アメリカのユカタン半島を中心に2,000年にもわたり繁栄した密林の文明“マヤ”。そして、14世紀からメキシコ中央部の湖上に20万人を超える巨大都市を築いた文明“アステカ”。
 本展覧会は、NHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ」と連動して開催するもので、インカ・マヤ・アステカの各文明にまつわる貴重な遺産を一堂にご紹介します。世界初公開となるマチュピチュの出土品をはじめ、約220点を展示するほか、最新の研究成果や多彩な映像等をご紹介しながら、神秘と謎に満ちた中南米三大文明の全貌に迫ります。





服を着た大人とこどものミイラ インカ チリバヤ出土 チリバヤ文明(AD900−1440)

 
ヒスイ製仮面  マヤ カラクムル遺跡 古典期後期(AD600-900)


チムーの金の装身具 インカ チャンチャン遺跡 チムー文明(AD900−1476)

 密林の中に現れる遺跡、鳥のさえずりなど凝ったディスプレイ、マチュピチュのジオラマ、そして巨大なテレビ画面による臨場感あふれる映像など、なかなかのもの。心臓を取り出して神に捧げるいけにえの儀式、串刺しにされた髑髏、ミイラなど当時の文化を感じることができる。






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