「山代温泉」 那谷寺 2007/10/01




山代温泉の「彩朝楽」の朝食もバイキング。


またまた、取ってくるわ取ってくるわ・・・・


ちなみに、相方さんの取り方。芸術的。

チェックアウトを済ませ、14時前の出発まで、山代温泉内を観光。


今日は雨の心配は無いようだ。ラッキー。


源泉「足湯」でちょっと休憩。




適当な温度で、本当に気持ちいい。


温泉周辺観光用の「CAN・BUS」に乗ろう。


「海まわり」と「山まわり」があり、各観光スポットを一日乗り放題。



平均30分ごとにいろいろな形態のバスがまわっているが、スポットが多く、1ヶ所ずつ降りて観光すると、何十時間かかるか分からない。一方通行でグルグルまわっているが、時間を考えないとバスに遅れてしまう。


車中から「鞍掛山」を望む。


雪の白山、桜の季節など、写真で説明するガイドさん。


まずは、観光でも有名な「那谷寺」に。


「なたでら」です。










見事な十一面千手観音さまとともに、平成2年に建立。



ずーっと向こうまで緑の道。




左下の庭園の中をウロウロしてます。
ここはものすごく広い。



一輪の桔梗が目立つ。
















洞窟を通って。


普門閣に出る。


そして、ここの名勝が巨大な奇岩。








いよいよ、本殿へ。


那谷寺住職 木崎 馨山

 那谷寺はずっと昔、縄文時代の神まつりの霊地であった処です。縄文人は狩猟によって自分の命を支えてきました。いわば他の命を奪うことによって我が命にかえてきたので、他の生物への感謝の気持や命を奪うことへの恐れ、汚れの念を持ち続けていたと思います。
 やがてそれは自然への畏敬の念や、人の生きることへの罪の意識として表れます。そして古代人は人の魂は輪廻転生すると信じており、魂はあの世とこの世を往復すると信じてきました。
 特に加賀の国では、清らかで白き神々の住む白山に死後の魂が登って清められ地上に回帰する、という信仰が生まれました。
 又、那谷寺の地には岩山と洞窟がたくさんあって、その洞窟は母親の胎内のようで、生まれる間に魂が清められる場所、魂のゆりかごの場所と信じていました。それならば生きている間に自分の罪を洗い清めるため洞窟に入って祈り、表へ出ることによって清められると思い、ウマレキヨマルためのイワヤ内で神まつりをしたのです。ところがそのイワヤ洞窟は白山の方角に向かっていたので、白山を遥拝する場所としてイワヤ本殿ができたのです。
 那谷寺の境内は奇岩遊仙境を中心とした、山水画のような美しい景色です。人々は今度生まれるとしたら、この様な景色とともに過ごしたいとの思いからの自然智の信仰も生まれ、ますます境内をより美しく保つことになりました。
 今も、那谷寺の中心は自然であり、その信仰は自然の摂理(自然智)が中心であり、四季折々の風景を大切にしたいと心掛けています。









三重の塔は解体修理中。



このあと、ゆのくにの森、ガラス館


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