三好和義楽園写真展 2007/07/03



美術館「えき」KYOTO

ちょっと興味深い写真展を見ました。


三好和義過去最大規模写真展。プリントとモニターで300点以上の作品を展示。
プリント100点とソニーの46インチモニター10台への投映で迫力ある映像を体感下さい。




1958年生まれ。13歳で沖縄を訪ねて以来、写真の世界へ。雑誌「BRUTUS」の取材カメラマンをきっかけに、大学在学中から本格的にプロとしての活動を開始、'85年には当時最年少の27歳で木村伊兵衛賞受賞(『RAKUEN』)。タヒチ、モルディブ、ハワイ、チベット、南極、屋久島……と世界各地の「楽園」をテーマにした作品は、男女を問わず幅広い人気を集めている。2000年には大型写真集『屋久島』を発表。また、眺めるだけでなく自分でも撮ってみたいという人に向けて、書籍『世界遺産 屋久島の撮り方』やDVD『三好和義と行く世界遺産 屋久島を撮る旅』(ともに小学館刊)を出版している。


ハワイを何十回も訪れている氏は、ハワイ諸島がアメリカのひとつに組み込まれてから、ことばをはじめ、文化の劇的な変化を知って、島内を詳しく写真に納める。当時はフラはわいせつとされ、中止されており、その後復活された。我々の知るフラダンスはゆっくりした穏やかな踊りであるが、本当のフラはもっと激しい神へ捧げる踊りだという。
キャンバス地の紙にエプソンインクジェットプリンタでプリントされた、巨大でものすごく美しいパネルが100枚。これは迫力。キャンバス地はいつもの光沢プリントに比べ、油絵のような感触。高級感があり、自分も経験してみたいと思った。10台のSONYの46インチ液晶テレビ(BRAVIA)に投影された美しいハワイの風景、花などはおもわず声をあげてしまう。パネル毎の短いコメントも三好氏の性格が感じられ、好感を持った。デジタルカメラはSONYのα−100(一眼レフデジカメ)、CyberShot(コンパクトデジカメ)を使用。コンパクトデジカメの作品を巨大テレビで表示された写真の精細さには驚いた。










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