彦根城「山田洋次と時代劇三部作展」 2007/06/16




さて、今日の目的の「山田洋次時代劇三部作展」


映画大好き、この三部作はもちろん観ています。


48作という世界一の「男はつらいよ」シリーズを持つ山田洋次監督。




「たそがれ清兵衛」からはじまる3本の時代劇は特に感銘を受けた。

山田洋次プロフィール
1931年大阪府生まれ。54年、助監督として松竹入社。61年『二階の他人』で監督デビュー。69年『男はつらいよ』シリーズ開始。他の代表作として『家族』(70)。「幸福の黄色いハンカチ」(77)、『息子』(91)、『学校』シリーズ(>93〜00)など。2002年藤沢周平原作の本格時代劇映画『たそがれ清兵衛』は第26>回日本アカデミー賞をはじめ日本の映画賞を総なめにし、第76回アカデミー賞外国映画賞ノミネートを果たした。続く、04年『隠し剣 鬼の爪』は、ベルリン国際コンペティション部門に出品。そして、時代劇三部作の最後を飾る06年12月公開の『武士の一分』は、日本中を感動の涙で包み込み超メガヒットを記録した。現在製作中の吉永小百合主演『母べえ』は2008年新春公開予定。


藤沢周平の時代小説を本格映画化し、世界的にも高い評価を得た「たそがれ清兵衛」そして「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」の三部作。そのロケ地・彦根城で、映画に実際に使用された小道具や衣装、本展記念映像、さらに彦根でもおなじみ寅さんゆかりの品々もあわせて特別公開いたします。


会期中にぜったい見ておかねばならないと決めていた。
それぞれの作品のダイジェスト上映、出演者が実際に着た衣装、映画に使われた小道具など、非常に興味があった。全て、彦根中心のロケで、「ああ、あそこだ」と分かる。
160年前の下級武士はどんな生活をし、どのような気持ちで生きたのか、監督の映画へのこだわりが理解できる。
「つましい」生き方は清潔であり、美しく、すがすがしい。理不尽な上意。武士の誇りなど。
殺陣はリアルに。一般の殺陣は斬られる前に逃げており、これではダメ。俳優さんには怪我が多いが、実際の殺し合いを再現しているという。
3作のうち、最もお気に入りの作品は、キャストは地味だが、やはり、「「隠し剣 鬼の爪」」が好きである。最後の5分の気持ち良さ・・・・





せっかくなので、天守まで上がる。









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