インターネットサイトで「ペントミノ」で調べると、いろいろ出てきます。 いろいろな形の図形を、一度ばらばらにして、元のケースに入れ戻すというパズルは、 古くからたくさんあります。中でも有名なのが「タングラム」でしょう。日本でも 「清少納言知恵の板」というのが250年ほど前に紹介されている。 1953年、当時アメリカ、ハーバード大学の大学院生であった Solomon W. Golomb 氏 が"Polyominoes" として考え出したものの1つに、この「ペントミノ」がありました。 正方形が1つのものを、monomino モノミノ ( 1種類) 正方形が2つのものを、domino ドミノ ( 1種類) 正方形が3つのものを、tromino トロミノ ( 2種類) 正方形が4つのものを、tetromino テトロミノ ( 5種類) 正方形が5つのものを、pentomino ペントミノ (12種類) 正方形が6つのものを、hexomino ヘクソミノ (35種類) 正方形が7つのものを、heptomino ヘプトミノ (108種類) などと命名しました。 これらの中で、長方形などの枠に入れてパズルとして楽しむには、正方形を5つつないだ"Pentomino" が最適だと思います。正方形を5つつなげたものを、pentomino ペントミノと言いますが、鏡対称・点対称 のピース(片)は、同一のピースとして1つと数えると合計で12ピース(片)(図−3)あり、 その合計面積は、5×12=60であるから、面積60の矩形には、12ピースが ぴったりと入るはずである。 さて、6×10枠に入れられるパターン数は、コンピュータにより 2339通りと計算されています。 |