昨年定年退職記念で会社から支給された旅行券を1年間の有効期限ぎりぎりで使うべく、いろいろ探した末に、旅費に使わず宿泊の宿に使うことにして、比較的近いところで有馬温泉となった。 1週間前の予約でガイドブックなどで人気の竹取亭丸山とか兆楽、花小宿が取れなかったのが残念。 しかし、昔から、CMソングで頭に焼き付いているキダタローの「有馬兵衛の向陽閣へ♪」が予約できた。 1泊2食つきで1人3万円という、自分にとっては最初で最後?の超豪華な宿。 |
JR三宮からバスで40分。有馬温泉は近い。 坂いっぱいの街は広くない。ちょっと路地に入って何度か曲がるとさっきの通りというぐあい。 |
震災復興のために極楽寺の書庫立替を契機に400年ぶりに太閤秀吉の湯山御殿が発見された時の発掘資料館。 |
ゆけむり広場 湯けむりに見立てた滝、右手には有馬温泉を愛した太閤秀吉の像が有馬川をはさんでねね像と向かい合う。 |
車中から。 虫地獄というバス停。ここはかんぽの宿。今度来るなら、安いところだから、ここあたりに。 愛宕山の南麓の地獄谷の中の一つ。その昔は毒水が湧き、人々が近寄らなかったそう。 有馬私雨や、有馬名所鑑にも絵が載っており、怖いイメージがあります。虫地獄、鳥地獄、炭酸地獄は炭酸ガスが出ていたようです。現在の鳥地獄と90年程前の鳥地獄付近を比較すると、現在は木々に覆われていますが、昔は拓けています。血の池地獄の炭酸泉も砂糖を入れてサイダーとして売られていた時もありましたが、現在は自噴する炭酸泉も少なくなってきています。 |
さて、いったん宿に戻り、軽装に着替えて外湯としよう。 最近「太閤の湯」がオープンしたというが、定番はやっぱり、金の湯と銀の湯。 |