京都 城南宮の梅 2007/03/02



昨日の梅宮大社では既に梅は時期を過ぎ、残念だった。もともと、3月に入ってしまったこと、このすごい暖冬からどこも梅は見頃をとっくに過ぎている。いつもの北野天満宮、御所なども同じだろう。大阪城は夢のような美しさとのネット仲間の噂。まあ、来年に楽しみはとっておこう。昨日、3人の人から、こちらから聞いてもいないのに、「城南宮ならまだ大丈夫」と教えてもらい、昨日に続いての京都訪問となった。


京都駅からのバスは不便。1時間に1本しか無い。19系統に乗る。


かなり以前に来たことがあるが・・・








ここも、たぶん、時期を逸しているのだろうが。













梅は桜に比べて、香りがプラスされてひとしおすばらしい。


読めますか?




見事な枝垂れ梅の枝振り





地面に散った花びらが桜、もみじ同様にじゅうたんとなる。








ひときわ赤い紅梅。












ここは、椿も有名。


古くからすべて名があり、咲き続けているという。












白河上皇の造営した広大な庭園は四季を通じて楽しめる。






300円のお茶接待を待つ人たち。本日はスキップ。








ここの住人たち。





これは、枝垂れ桜。来月?


お茶、欲しかったなあ。












 平安京遷都に際し、八千矛神(やちほこのかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)、国常立尊(くにとこたちのみこと)を合祀したのが城南宮のご創建と伝えられ、都の南方に鎮まり城南神と仰がれて来ました。上古、神功皇后の軍船(いくさぶね)に立てられた御旗を、後に宮中から移して当地に納められたと伝承し、その御旗の日月星のご紋章が城南宮の三光(さんこう)の神紋の由来です。
平安時代の末、白河上皇がこの地に壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を造営して院政を開始されると、政治・文化の要の地となり、平家物語を始め当時の文学作品にしばしば登場します。また、紀州の熊野三山に参詣に出かけるときには、道中の安全を祈ってこの離宮で身を清めて出発する慣わしとなりました。
 現在も方除け・旅行安全・建築工事守護、厄除けの神様としての信仰が篤く、また交通安全の神様として親しまれています。
 社殿を取り囲むように広がる神苑−楽水苑−は、春の山・平安の庭・室町の庭・桃山の庭・城南離宮の庭からなり、それぞれの時代の庭園の特徴と情趣を堪能できます。平安の庭では、年に2回王朝文化の雅を伝える「曲水の宴」が催されます。また、源氏物語に登場するほとんどすべての植物(100余種)が植栽され、四季折々の花に美しく彩られます。
 承久3年には後鳥羽上皇が祭礼の流鏑馬揃えと称して武者を集めて承久の乱を起こし、また明治維新を告げる鳥羽伏見の戦いの火蓋が切られた地であり、時代の幕開けを告げるさまざまな歴史に彩られた史跡でもあります。












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