地下鉄はこの旅では10回以上乗った。900ウォン均一だからありがたい。 しかし、逆方向に乗ってしまい、数駅行って気づくことがたびたび。ハングルが読めないから、XXX方面が分からず、ホームまで降りてから初めてどちら向きかに気づく。そして階段をまた駆け上がって反対側へ。ということが何度も。 車内でみんなが携帯電話で大声でしゃべるなど日本では考えられない。日本が神経質すぎると思うが。車内で伝教をする人、ちらしを配る人、床で独楽を廻して売る人などにも驚く。 乗り換え通路つまり構内にものすごい数の露店があること、駅の表示にハングルと漢字があるからいいがハングルだけだったら、絶対にわからない。 |
庇の美しい模様は丹青(たんしょう)と言って、宮殿やお寺だけに許される。 木材を腐食から守る効果もあるらしい。定期的に塗り替える。 昔の丹青は草木染めの染料で一度塗るとかなりもつらしいが、最近は化学品なので10年ほどしか持たないとか。 日本のお寺も最初は極彩色だったのに、はげるがまま、あせるがまま。塗り補修をなぜしないのだろう。「わびさび」って、結局、なまけているんじゃないのかとも思える。 |
次、「昌徳宮」(チョンドックン)に行きたくて、ひたすら歩く。道が分からず、曲がったりして3回ほど人に聞く。ただ筆談「昌徳宮」と書くのだが、漢字が分からない人がいるみたい。こちらはハングルなんてさっぱりだし。分かった時、初めて、「カムサハムニダ」と言えた。 |