「やすらぎの台湾4日間」ツアー 2006/10/11

玄奘寺、郡族文化村、日月潭




ホテルの前。


このあたりでは一番新しく、トップレベル。


8時出発。


昨日50分かかって登って来たが下りは簡単。あっという間に山を降りる。
高速道路を出たり入ったり、ETCなので、スムーズ。


9時すぎに烏龍茶の有名店でトイレ休憩。




お茶に合うのは果物の干物。



日本語堪能なおねえさまによるお茶の入れ方の実演。




1杯目は急須にぶっかけて捨てる。


2杯めから香り、そしてどんどん甘くなる。


1日分8回も飲めるとか。










2人のそれぞれの持病に効くのならと、1500円の袋5袋分を買えば1袋サービスしたげるよに感激して即購入。


でも、急須はあったかな?。


お茶セットも売っていたが、荷物になるし。


実際に、ここで栽培している自家製。




並んでいたすばらしい硯が魅力的だった。1500元。たしかに日本では手に入らない価格だ。


最初にトイレに行ったのにお茶をたっぷりいただいたのでまたトイレに行って出発。




給油中。台湾では、ガソリンはメチャメチャ安い。

北回帰線(北極と赤道の中間線)を通過。

バス内から8年前の台湾大地震の最大被災地集集を通る。
復旧されているが、阪神淡路大震災と同規模の大地震が襲い2000人もの死者を出したという。
日月壇へ再び長い山登りへ。


道路、山などで、圧倒的に棕櫚(ビンロウ)の木を見る。ヤシの木みたいが。


この実は,かむと覚醒作用があるようで、台湾の各地で実を取るために植えられている。


また,幹(みき)と葉の間の緑色をした部分の芯(しん)は食用となる。


「半天筍」といって,タケノコのような味がするとか。
友達に、台湾に行ったら、「びんろうという不思議な食べ物を女の子が売っているから試して来い」と言われていたが、体験できず。
これを食べると、口から血のような真っ赤な液を出すとか。


日月潭の湖。


玄奘寺は1965年に創建された寺で、西遊記でよく知られている玄奘大師(三蔵法師)の霊骨が祀られている。





玄奘大師が長安(現在の西安)からインドに入り、勉学の後、長安に帰ってきた足跡がここに記されている。
















1999年9月の大地震により玄奘寺も被害を被ったが、地震前と変わらない状態に復旧された。


玄奘大師の像


西遊記には三蔵法師の家来に孫悟空や猪八戒などの動物が登場するので、架空の物語のように思えるが、玄奘大師(三蔵法師)は実在していた。




玄奘大師は西暦602年に出生、11才で父母を失い、13才の時に洛陽浄土寺に入り出家した。20才の時に長安を出てインドに入ったといわれている。インドから長安に帰ったのは645年、43才の時とされている。後、多数の経論を著し、高僧として名をとどろかせた。62才で没したが、その時、高宗は「吾、国宝を失えり」と嘆き、葬送者は百万人に及んだという。


上から見る日月潭も見晴らしはすばらしい。


遠くに遊覧船。


近くにお坊さん。


かつて、玄奘大師の霊骨は、中国、南京の天禧寺に祀られていたとされているが、日中戦争時、霊骨の一部が日本兵により持ち出された。戦後、1955年に霊骨が返還され、これを祀るために、この玄奘寺が建立されものと思われる。










前のお土産やさん。


ユーモラスなブタさん。


でっかいのは貯金箱でした。


たしかに、名前の入ったお土産は一生の思い出に。


買ったの?


時間無いよ!


新聞で、台湾の代表的な観光地として、日月潭が紹介されていた。
まさに、日月潭が含まれるコースを探したのだ。でも、やっぱり、ゆっくりしないとね。



この地方の民族が経営する郡族文化村というところで昼食。


北海道のアイヌ、オーストラリアのアボリジニ、アメリカはインデアンというところか。






山地料理」


独特の盛りつけ、豆腐、魚、野菜など、おいしくいただきました。
特にコラーゲンいっぱいの魚の煮物は「まいう〜」。








舞台で、かわいい女の子が。


これから、民族舞踊をしてくれると(言っています)言葉わからん。




こういう部族の民族舞踊には東側花連などでしか見られないと思っていたので良かった。






お客さんの中でいっしょに踊りませんか。
約2名、さっぱり分からぬかけ声に合わせて。ちょっと速めの盆踊り。




衣装を着せてもらい写真を1枚。












時間ギリギリだが、せっかくの湖畔へ。






やっぱり、遊覧船にでも乗って、ゆーっくりしたい。












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