20年ぶりの新札発行 2024/07/05



 20年前、会社を定年退職して1年目となった2004年は新潟の地震、北朝鮮から拉致被害家族の帰国、冬ソナの大流行、北島康介のオリンピックでの「ちょーきもちいい」などの出来事があった。
 また、「宮廷女官チャングムの誓い」もどっぷりはまっていた。
 そして、2004年11月には、「新紙幣の発行」だった!
 一万円札は変わらず福沢諭吉、5千円札は新渡戸稲造から樋口一葉、千円札は夏目漱石から野口英世と変わった。

 そして、それから20年後の今年7月3日に20年ぶりの新札発行となった!




一万円札は 渋沢栄一 (1840年3月16日 〜1931年11月11日)
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で「日本資本主義の父」と称された渋沢栄一が紹介された


裏には国の歴史的建造物である東京駅




五千円札は 津田梅子 (1864年12月31日〜1929年8月16日)
1871年、日本で最初の女子留学生として岩倉使節団に随行しアメリカへ、1900年に津田塾大学を設立など女性の高等教育に尽力


裏には古事記や万葉集に登場する藤の花




千円札は 北里柴三郎 (1853年1月29日〜1931年6月13日)
ペスト菌を発見し、破傷風の治療法を開発するなどして「日本の細菌学の父」と言われ医学界に貢献した


裏には葛飾北斎の浮世絵「富獄三十六景〜神奈川沖浪裏」と小さいが富士山



現時点での最高技術を投入した世界最高の紙幣!

偽造防止技術

 深凹版印刷
  金額や日本銀行券という文字には、特にインキを高く盛り上げる「深凹版印刷」が使われている。

 識別マーク
  目の不自由な方が指で触ってどのお札なのかすぐに分かるようになっている。
  深凹版印刷によりざらつきを作り、お札がすぐに分かるように、識別マークは、券種によって形状が異なる。
  1万円はかぎ型、5千円は8角形、千円は横棒、2千円は点字の「に」 になっている。


 すき入れ
  紙の厚さを変えることによって表現する偽造防止技術で、「すかし」とも言われる。

3Dホログラム、ここまでなると偽造は不可能?







次の20年後は2044年、そのころは自分は間違いなく土に還っており、新札発行の記事はこれで最期だろう。
しかし、もう5年後にはキャッシュレスも90パーセント以上になり、お金そのものを見ることは少ないのではないか。
2044年に新札発行は無いと思う。


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