オールドカメラをつくる 2023/02/26



 カメラを作り始める。Nikonの一眼レフNikomatはもちろん当時、フィルムカメラだ。


 初月給から月賦で購入した高い買い物だった。60年近くも前のベストセラー機で、Nikomatはなかなかデザインも良く、使いやすく私の愛機として何年も勉強させてくれた。


 その後キャノンとかペンタックスに浮気してNikomatはいつしか売り払ってしまったが、デジタルの今、ネットオークションで懐かしいNikomatを見つけ、カメラとして使わないのに思わず買ってしまった。故障したジャンク品だが、総金属でズッシリと重く、外見は昔のまま堂々とした姿だ。


背面


上から


下から


レンズマウントから開始


それらしい形


タタラを切って展開図のように並べてみる


ドベで貼り合わせる


なかなか難しい


いいデザインの製品は大変


単なる箱なんだけど


レンズの鏡胴


二段構造


レンズをマウントで交換できるように考えたが絶対不可能


さて、レンズ


鏡胴にはめ込む


天板を貼って強度をつけてレンズは固定


いろいろ難点はあるが・・・


あとは軍艦部を残すのみ。軍艦部に穴を開けて三脚固定棒を通す


軍艦部とNikomatネーム板(もう少しきれいに書きたかった)


こんな感じ




背面からファインダー、シャッター、フイルム巻き上げレバーなど


ストラップ金具


ドベをつけて


三角リングは別途考えることで・・・


両側に


本物と・・・


タイマーレバーなんて今のデジタルカメラには無い


レンズが前へ下がってこないようにずっとこのままで




さて、三脚づくり、3本の脚とカメラをつきぬけて支える棒


三脚の脚を差す受け部分


斜めに彫って


外側へ開くように


カメラの乗る雲台を固定


目分量で外側へ開くように固定


完了


脚にキャップ


こんなもんか・・・


無事に素焼きが上がればいいが・・・


三脚がカメラの重みに耐えられるのかも・・・

6年前、信楽作家市で見たカメラとオートバイ





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