2021年は金の年 2021/12/28



 2021年の世相を表す漢字は「金」――。日本漢字能力検定協会(京都市東山区)は13日、全国から募集した「今年の漢字」を、清水寺(同)の舞台で発表した。同寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)(81)が縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙に大きな筆で書き上げた。

清水寺 12月12日

 日本全国からはがきやインターネットで募った漢字の中から、最も多いものを選んだ。同協会によると、22万3773票の応募のうち、「金」は1万422票。理由で多かったのは、東京五輪・パラリンピックで日本人選手が多数の金メダルを獲得したことや、大谷翔平選手の大リーグMVP受賞など各界で多くの金字塔が打ち立てられたこと、コロナ関連の給付金が議論されたことだったという。
 2位は「輪」(1万304票)、3位は「楽」(6165票)だった。
 「今年の漢字」は1995年に始まり、今年で27年目。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年は「密」だった。
 これまで最も多いのが、「金」。シドニー五輪のあった2000年、ロンドン五輪の12年、そしてリオデジャネイロ五輪の16年に選ばれた。今回で4回目だ。次いで多く選ばれたのが「災」の2回。全国で猛暑を記録した2010年は「暑」、阪神淡路大震災に見舞われた1995年は「震」だった。
 森貫主は「今年の金は、東京五輪とパラリンピックの成果によるもの。コロナ禍で選手の方も不自由ななか、すばらしい成績を残したところが、これまで3回の『金』と違うところだと思う。国民のみなさんからいただいたお気持ちと熱意を文字に込めた」と語った。(原田達矢)



 コロナ株がどんどん変異し、アルファ株・・・・デルタ株、そして今はオミクロン株と感染力は最強まで変異して世界を席巻している。世界で多くの人が死んだ。現時点でアメリカでは1日44万人、フランスで1日18万人の新規感染者という状態。日本では奇跡的に少なく、1日2〜3桁の感染者となっている。日本人独自の体質が押さえているのか、生活慣習で感染しにくいのか?。夏の最悪時に1年遅れの東京オリンピック、パラリンピックを無観客ながら、なんとか問題無く開催した。まあ、終わって良かったと思う。コロナウィルスのワクチン接種が進み、日本人の殆どが2回接種を終えた。3回目を待っている。総選挙は与党勝利でまずまずのところ。
 来年こそはマスク不要、自由な行動ができるようになればとせつに願う。




2021年日本の10大ニュース (読売新聞読者が選ぶ)

1 大谷翔平、メジャーMVPに
2 東京五輪、日本は史上最多58メダル
3 新型コロナワクチン接種開始
4 眞子さま、小室圭さん結婚
5 静岡・熱海で土石流、死者・行方不明者27人
6 新型コロナ、変異株が猛威
7 自民党総裁に岸田氏、首相に就任
8 将棋・藤井聡太さんが新竜王、最年少四冠に
9 ゴルフの松山英樹がマスターズ優勝
10 東京五輪「原則無観客」決定。直前まで混乱続く



2021年海外の10大ニュース (読売新聞読者が選ぶ)

1 新大統領 バイデン氏
2 オミクロン株 急拡大
3 コロナ感染者 2億人超
4 ミャンマー 国軍がクーデター
5 香タリバン、アフガン掌握
6 スエズ運河 コンテナ船座礁
7 北ミサイル 発射相次ぐ
8 トランプ氏支持者、米議事堂占拠
9 「中国恒大」経営危機
10 米メルク 飲み薬使用申請

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