本堂の地下の長い廊下をめぐり、暗闇の世界を体験する行場(ぎょうば)です。 人は死後「真っ暗なトンネルを突き進んでいく」と言われています。 そのための事前体験的な場所とも言えます。 狭い入口から階段を降り、本堂下へ進みます。 暗闇を恐れず迷うことなくめぐってゆくと、御本尊の真下に『信州善光寺のご分身』を表す鉄製のカギがあります。 このカギに触れると、ご本尊の救いにより『極楽往生』が叶えられると言われます。 ぜひ一度この『かいだんめぐり』を体験し、健康なうちに善根功徳を積んでみませんか。 |
奈良時代(聖武天皇)の天平6〜7年(734〜735年)頃「陀羅尼寺」として創立。その後戦火等で焼失。寛永16〜18年頃(1639〜1641年)現在地に法界寺地蔵堂として建立された。昭和初期まで尼寺でした。昭和53年8月地蔵院を新築し今日を迎える。 本尊の地蔵菩薩立像は平安時代に造られたもので、像高96.5cm、重要文化財に指定されている。 |