関西システムOB会 2019/05/22



宝蔵院


JR黄檗駅に集合






周囲は萬福寺の塔頭だらけ






谷本さんの案内で






毎年の関西システムOB会の昼イベントとして


ここらを歩く


出発














宝蔵院






住職に説明をお願い




立派な収蔵庫




右から読みます「鉄眼一切経」
























鉄眼一切経 (重要文化財)


鉄眼一切経
 仏教思想は三蔵に収まります。
 即ち釈尊が説かれた「経」と戒められた「律」及び釈尊とその弟子が「経・律」を解説した「諭」の3つで、つまり一切経6,956巻をいい、精神面はもとより天文・人文・医術・薬学・人道など社会全般のあらゆる面を説き明らかにしたもので、仏教百科事典とも言うべきものです。
 古来インドで出来た経文は梵文であり、これをまとめて中国語に訳した高僧が玄奘三蔵法師達であり、日本に広めたのが鉄眼禅師です。
 原稿用紙の元になったのもこの一切経といわれております。明朝体と合わせて今日の「図書・印刷」鉄眼禅師が文化のルーツとされる所以です・・・。














 黄檗山宝蔵院は、1669年一切経の開版を志した鉄眼禅師が、隠元禅師から黄檗山内に寺地を授かり、藏板・印刷所として建立したものです。
全6,956巻、現在仏教各宗派で使われているお経は、いずれもこの一切経のうちに含まれています。
 6万枚の版木は、縦26cm、横82cm、厚さ1.8cmで、 3cmの縁がついています。
 版木材料はすべて吉野桜。版木の書体は明朝体であり、現在広く使われている書体としての明朝体はこれから発したものです。
















版木の収蔵棚、6万枚の版木が棚に収められている。










木版刷り




2階へ








鉄眼禅師像




三蔵






隣は・・・






出世地蔵尊
1960年に寿塔修理の際に土中より見つかりました。1000年以上を経ており、かつて奈良街道沿いに祀られていた地蔵尊とも言われています。




酒樽で出来ている

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