山内桜良は明るい高校生でクラスでも人気者。 しかし、彼女は膵臓の病で余命1年と宣告されている事実を両親以外誰にも伝えていない。 |
親友の恭子にも隠しているが・・・ |
ふとしたことで僕だけが知ることとなる。 |
協調性が無く、暗いだけの僕に彼女はくったくなく寄って来て・・・ |
遠出の遊びに誘ったり・・・ |
自宅に招いたり・・・ |
思いもかけず一泊旅行をすることになる。 |
これまで気丈にふるまっていた桜良が、「死」への不安な思いを吐き出す。そんな彼女のもとへ、いてもたってもいられずに【僕】が駆けつける。 |
静かにふたりが佇む病室。交わすべき言葉、伝えたい言葉はあるのに、声にならない。もどかしい距離と包み込むようなやさしい時間は、言葉にしなくても通じ合っている。 お互いに「<君>になりたい」という感情をかかえ、やがて、突然の別れが訪れる・・・ |
これが実話なら、死んだ桜良にはなんとも切ない話。映画を見て泣いたのは久しぶり。もっとも、泣く映画にはあまり行かないが・・・ |
ヒロインの山内桜良を演じた浜辺美波は目の大きい美少女。2000年生まれのまだ16歳の現役の高校生。石川県生まれ。この映画ではその声が印象的。 NHKの朝ドラ「まれ」にも出ていたという。 |
12:30〜の回の映画終了後、浜辺美波の舞台あいさつがあった。当たり前だが、かわいいちっちゃい女の子。 ちょっと広末涼子に雰囲気が似ている、将来、いい女優になって欲しいものだ。 |
この映画は滋賀県、とりわけ我がふるさと彦根、しかも、自分に縁がある母校彦根西中、近くの滋賀大学経済学部、旧自宅のすぐ近くの中薮橋、など、多くのシーンが滋賀県内でロケされている。 |