海北友松展 2017/04/27



 若冲、蕭白、応挙、等伯、永徳、探幽などなどの大大画家を知るきっかけは、やはり展覧会とかテレビの特集など。しかし、この海北友松って知らなかった。「かいほうゆうしょう」って読む。


京都駅から歩く。


晴天で気持ちが良い。


お馴染みの交番。


国立博物館は久しぶり。


休日を避けて来た。






「今日はお客様は少なめでごゆっくりご覧になれます」


新しい建物・・・


右に旧博物館(1897年(明治30年)5月に開館)。


以前はいつもここで展覧会があった。



こちらは確か、常設の展示の建物があったと思うが・・・




平成知新館



入ります。






エレベーターで3階から



下記はオフィシャルページから
 海北友松(1533〜1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、主家や兄が信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、画の道に進んだと伝えられています。いま遺る作品のほとんどは狩野派から独立して以後の晩年期(60歳以降)のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫溢れる水墨画や詩情豊かな大和絵金碧画などは、ほかの誰の作とも似ていない、まさに友松ならではのものといえましょう。
最晩年まで絵筆を握り続け、83歳でその生涯を終えた桃山最後の巨匠の世界を、心ゆくまでご堪能ください。


山水図屏風(左隻)(部分) 海北友松筆


重要文化財 海北友松夫妻像(部分) 海北友雪筆 海北友竹賛


重要文化財 松に叭々鳥図襖(部分) 海北友松筆 京都・禅居庵


重文 雲龍図 海北友松筆 京都・建仁寺


重文 飲中八仙人図屏風(部分) 海北友松筆 当館


重文 花卉図屏風(右隻)(部分) 海北友松筆 京都・妙心寺


重文 雲龍図屏風(右隻)(部分) 海北友松筆 京都・北野天満宮


月下渓流図屏風 海北友松筆 米国・ネルソン・アトキンズ美術館
晩年の最高傑作とされる「月下渓流図屏風」は約60年ぶりに米国から日本へ里帰り。
日本にあったら、国宝に指定されていたのではないか。

 近江の武士であったが、画家として生きることに悩む。最初の絵は師である永徳ら狩野派の影響が大きい(岩の描き方など)。
 6枚仕立ての屏風に中の2枚には殆ど絵が無いとか、片隅に絵が集中しているなど、友松独自の余白には驚く。友松得意の龍の大迫力!。あえて、暗〜い部屋に龍が浮き上がって来る!
 建仁寺には友松がいっぱい。今度行くときはぜひ!


映像コーナーへ来る人は少ない。


7分間の映像


描きなおすことのできない・・・


水墨画の世界


線を引くとき、息を止めるのでなく、息を吐くという。


上から入口を


ミュージアムショップは繁盛






すばらしいものを鑑賞した。



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