世界の不安の始まりトランプアメリカ大統領就任式 2017/01/22



 半年前。「泣いても笑っても、この大騒ぎは終わってアメリカ大統領が決まっているんやねえ」と何かと話題だった。そう言いながらも、殆どの人がトランプが勝つなんて夢にも思っていなかった。共和党内でさえも選挙戦終盤で、相手はあのクリントンだから、「トランプでさえなければ共和党は楽勝」なのに・・・と党内でもトランプに疑念がささやかれた。ヒラリー・クリントンは前大統領戦のとき民主党指名戦で負けたのに、オバマ政権の前半で国務長官としてなかなかいい働きをしたと思っていたら、その後いろんなダークイメージがつき、人によればトランプ以上に嫌われ者で、この嫌われ者同士の稀に見る汚い大統領選挙に。
 そして、史上最大の番狂わせでトランプが勝ってしまった。
 雨が降っても槍が降っても投票に行く熱狂的トランプ支持者に対し、どうせヒラリーが勝つだろうと投票に行かなかったクリントンサイド。今、大きな後悔の念にさいなまされている。


 1月20日、遂に、ドナルドトランプ第45代大統領の就任式が来た。


 8年前の熱狂的なオバマ大統領の誕生に比べ、支持率がわずか45%とというありえない数字でのスタート。

上がオバマの就任式、下がトランプの就任式



 就任演説には「アメリカ第一」を叫び、もはや、自分だけ良ければよそなんか知るもんかという考えだ。なんといっても世界一の国がこれでいいのか。アメリカの貿易赤字を中国、日本、メキシコのせいと決めつける。実際はドイツの方が要因であるのに、有色人種差別としか思えない。自分がビジネス拡大の時に日本にさんざん痛めつけられた80年代の記憶を今でも引きずっており、現状を認識できていないこいつは明らかに教養も無く、頭が悪いんだろう。




こんなやつに核のボタンを任せる?。映画「ターミネーター」の悪夢。


↑これが核のボタン入りカバン(通称フットボール)
アメリカ大統領の行くところ、必ずついていく。


トランプ反対の群衆が世界で叫んでいる。ヨーロッパでもドイツ、フランスが今年、首脳の選挙でこの現象が?



 これを好機に中国、ロシアのやりたい放題が始まる。こんな世界にいたくない。今年中にでも、暗殺されるか、自分の失政のあまりにも大きな影響で「やーめた」と投げ出してくれればいいんだけど・・・

世界が狂い始めた。まともなのは日本だけ?

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