栗東市の大宝神社は、名の通り、大宝元年(701年)に鎮座という1300年もの歴史をもつ由緒ある神社である。 今年の例大祭では注目のトピックスがあった。 室町時代、五穀豊穣(ほうじょう)を願って湖南地域を中心に広まった踊りと伝わるサンヤレ踊りは大宝神社では毎年5月に行われてきたが、明治時代にいったん途絶えた。その後1915年に再開したが、32年の新嘗祭で奉納した後、戦時中の生活難や費用負担から再び休止した。 このたび、なんと、83年ぶりに復活することになった! その貢献をしたのが、県内の伝統の祭りを記録するサイト「近江祭り百選」を運営する西村久さんだ。 レイカディア大学OBである。 |
昭和54年に市が調査し当時88歳の山本わえさんが唄をカセットテープに残されています。写真はサンヤレ踊りの歌詞・鉦・太鼓が書かれた今も残る瑞穂という冊子です。 |