滋賀近美30年の至宝展 2015/02/01




「イスラム国」を名乗る残忍な集団が日本人を人質にとり、ヨルダンと日本を脅していた。既に日本人一人は惨殺され、二人目も世界が注視していたところ、ついに二人目も今朝殺されたことが判明。いよいよ、日本もならずもの集団の敵になったのか。


今日も寒い。滋賀近代美術館の30年記念として、所蔵の至宝を一気に展示。しかも、無料だ。本日は最終日。


滋賀県立近代美術館は開館以来、《日本美術院を中心とした近代の日本画》《郷土滋賀県ゆかりの美術》《戦後アメリカと日本を中心とした現代美術》の3本柱で作品の収集を重ねてまいりました。平成26年時点で所蔵作品総数は1700点を超え、全国に誇ることができる特徴あるコレクションを形成しています。


本展は今年度がちょうど開館30周年目の節目に当たるのを記念して開催する館蔵名品展であり、収蔵品の中から、日本画部門26点、洋画部門4点、工芸部門7点、現代美術部門17点の計54点の名品中の名品を厳選し、無料公開いたします。


これら館蔵品への理解を深めてもらうために、作品には詳細な解説文を添えるほか、会期中の毎日、担当学芸員によるギャラリートーク(午後1時─2時)を開催いたします。



滋賀近代美術館はこんなに所蔵美術があったのかと感嘆。テレビでも見たわずか40歳の人生で名画を遺した速水御舟の「洛北修学院村」の本物にギリギリまで目を近づけてせまる。
↓(ネットで図を入手)

速水御舟 洛北修学院村


茨木杉風 近江八景図


岸竹堂 猛虎図


滋賀県立琵琶湖文化館は、かつて滋賀県が寄贈を受けたり、購入した貴重な文化財、美術品を収蔵しています。しかし、その中には損傷が著しく、展示することが困難であった収蔵品も少なくありません。そこでこの度、マザーレイク滋賀応援基金制度によって、これら収蔵品を修復・再生しました。修復が終わったばかりの近世の貴重な作品7点を、詳細な解説パネルと共に『受け継がれゆくいにしえの美─よみがえった琵琶湖文化館収蔵品─』と題して、広く一般に展示公開いたします。


修復前と修復後の写真など。


修復の工程。


根気の要る仕事だ。


休日でもあり、多くの観覧客。

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