与党歴史的惨敗の参議院通常選挙 2007/07/30



一昨年の衆議院選挙では、小泉首相が解散したあと、ものすごい自民党圧勝だった。4年毎に来る参議院、安倍内閣になってからの最初の選挙である。
衆議院、参議院とも与党(自民公明)の圧倒的多数をいいことに、次々重要法案を通していく。中には十分審議もせずに強行採決も多く。あれよあれよという間に、非常に重要な法案が数多く通ってしまっている。そのうち、もともと首相誕生の論功行賞で大臣にしてあげた無能閣僚が次々と失言、失敗などを起こす。小泉さんのように、スパッと首を切ればいいのに、安倍さんはぬらりくらりと無能大臣を擁護するのである。事務所経費など金の問題では自殺する大臣まで出たり、もう安倍内閣はめちゃめちゃ。安倍さんのせいでは無いものの、社会保険庁の年金問題で、とんでもない失態が明るみに出てくるとか、野党(民主党)の思うツボに、見事に参議院選挙のタイミングとなった。

2005年衆議院選挙


自民か民主かの一人選挙区でボロボロに負けた結果が、誰も予想しなかった与党のものすごい惨敗。今回は、絶対負けるはずのない公明党候補まで落ちているというハプニングまで。民主党党首の小沢一郎はやはり選挙の神様だった。もともと自民党支持の農村をこまめに歩いて、反自民にしてしまったんだからすごい。まあ、参議院だから、日本がひっくりかえるわけでは無いが、衆議院は自民が第一党、参議院は民主が第一党というねじれ現象は国政にめんどうな影響を及ぼすだろう。閣僚総入れかえをして、内閣一新、しっかりした内閣にしてもらわないと、すぐ解散・総選挙、そして、再び衆議院でも自民惨敗となった時、政権交代・・・本当に日本はどうなるんだろうか。






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