相生牡蠣まつり、明石城、明石市立天文科学館 2007/01/28



関西おでかけパスは草津ー西明石間2000円乗り放題。先般、相生に来ていながら、牡蠣を食い損ねる。夢よもう一度、相生の牡蠣まつりに。



今年に入ってこのあたりまで来たのが三度め。


相生駅からシャトルバスが30分ごとに出ている。


野瀬公園特設会場まで意外に遠く、15分ほど満員の立ちっぱなしの車内。


朝早くからの無料クルーズなどの受付は既に終わっていた。




産地ならではの豪快バター焼き。


牡蠣剥き体験コーナーでみんな四苦八苦。



100円のかき汁は魅力あるが、なんと、100人以上並んでいる!!



まあ、牡蠣が食べられればいい。


1000円の袋(1.8kg入り)に約20個ほど入っているとか。2人で来てちょうどぐらいの量なんだろうか。
「余ったら持って帰ったらいいよ」
うん、せっかく来たんだし・・・お買い上げ!。


さあて、どこで焼こうか。座って焼ける場所はいっぱいで、仕方無い、立ち焼きの場所。


身が大きく、ほんまに最高!。





なんと、20個全部を一人で平らげてしまった!。



元気いっぱいのイベント。




帰りはいつも電車内から眺めている明石城に立ち寄ってみよう。










天守はもともと無かったが、美しい意匠の2つの櫓が落ち着いた城郭の気品を漂わせる。


この櫓の美しさは唐破風と千鳥破風の重ね破風のデザインにあり、秀吉の伏見間城から移設ことが納得できる。




手前が坤櫓、向こうが巽櫓


全部で20もの櫓があったという。廃城ブームで故意に壊していったというから、もったいない話。
残ったのが、二つだけ。



毎月交替で二つの櫓が公開される。今月は坤櫓




小笠原、松平、大久保など、わずか50年の間にめまぐるしく城主が替わったという。
修理のたびに、鬼瓦に城主の家紋が変化。



重要文化財の建物。京都伏見城からの移築とか。


観光ボランティアの方がいろいろ説明してくれる。






あの阪神淡路大地震で2つの櫓は大きな損傷を受け、土台の石垣も含めての修理が必要となった。


櫓本体は明治の修理で筋交いが入れられたことにより激しく上下に揺れても破壊しなかったのだという。


さて、建物はそのままで、土台のやり直し。曳家工法を採用されたのだ。鉄骨を横からズブリと差し込み280tonを持ち上げ、コロに乗せてそろりそろりと動かす。土台の石垣の修理後、再び元の位置に戻す。二つの櫓併せて81mという。






確かに、二種の破風を重ねたデザインは珍しい。


こちらは巽櫓



石垣の扇の勾配が美しい。




このパンフレット、なかなかりっぱ。平成の大修理の記録なども。











明石城から少し歩き、天文台へ。


日本の時刻はここが標準。




世界一の橋もここから一望。












入館します。




プラネタリウムの本日最後の回にギリギリ間に合う。


今や性能的には・・・のマシン。9000個の星を投影。


約1時間。丁寧な説明にうっとり。明石地域の夕方→日没→深夜→日の出。
最初は街の灯が点いている状態での投影から、もし、街の灯が無いとしたら、どのぐらい星が見えるか。「みなさん、目をつぶってください。さあ、目を開いてください。「おおおお」というどよめき。地上からの光が無い時の満天の星はものすごい驚き。


14階からの展望。


地球儀時計
宇宙、科学好きにはたまらない。





太陽系の惑星。右の冥王星は昨年仲間はずれにされた。


隕石を間近に見ることは少ない。


時計いろいろ



これが、日本の時刻を決定している親時計。
精度は+−1/100秒以下。SEIKO製だったのだ。



改暦書類。大隠歴→太陽歴




近くにこんなものもありました。



今の時刻。これは正確です。


明石駅ホームから、明石城のライトアップ。


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