東本願寺・渉成園(枳殻邸) 2007/01/04



 年末年始は仕事以外は殆ど外に出ず、ゴロゴロ。これでは体に悪い。
そこで、公休の今日、京都へブラブラ。乗り物には乗らないという決意だが、結局、京都駅の近くを歩くだけ。


京都駅近くの名所はもちろん、東本願寺。


だいぶん前から御影堂、阿弥陀堂がスッポリ覆われていたのは遠くからでも認識できる。


それにしても、ものすごく巨大な覆い。これだけですごい建築物。


修復は2008年までかかるとか。

 世界最大の木造建築物。1895年(明治28年)再建。
宗祖・親鸞聖人の御真影(木像)を安置していることから御影堂と呼んでいる。




屋根工事の実物大模型。






静かな正月明け



東本願寺寺領内の名勝庭園「渉成園」に入ってみる。




閉門は15:30。ギリギリ15:00に。




正面の「高石垣」に圧倒される。


500円(以上)の志納をすると、かなりりっぱなガイドブック(26ページ)をいただける。これ、値打ち!


庭園へ向かう。

 渉成園は、真宗大谷派の本山(真宗本廟)の飛地境内地で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸(きこくてい)ともよばれています。
 この地は、もともと平安時代初期(9世紀末)嵯峨天皇の皇子左大臣源融(みなもとのとおる)が、奥州塩釜の景を移して難波から海水を運ばせた六条河原院苑池(ろくじょうかわらのいんえんち)の遺蹟と伝えられています。その後、1641(寛永18)年、徳川家光によってその遺蹟の一部を含む現在の地が寄進され、さらに、1653(承応2)年、第13代・宣如上人の願いによって石川丈山が作庭したのが渉成園のはじまりです。
1858(安政5)年と1864(元治元)年の二度の火災によって諸殿は全て類焼しましたが、1865(慶応元)年から明治初期にかけてほぼ復興され、池水・石組は創始のころとほとんどかわることなく今日にいたっています。
 なお、1936(昭和11)年12月には、国の名勝に指定されています。
 渉成園は、印月池から侵雪橋、縮遠亭を望む景観をはじめ、広い庭園内に咲く桜、楓、藤などが四季折々の景趣を富ませています。




 1.受付
 2.漱枕居(そうちんきょ)
 3.?風亭(ろうふうてい)
 4.侵雪橋(しんせつきょう)
 5.縮遠亭(しゅくえんてい)
 6.紫藤岸(しとうがん)
 7.回棹廊(かいとうろう)
 8.傍花閣(ぼうかかく)
 9.園林堂(おんりんどう)
10.蘆菴(ろあん)
11.亀石井戸(かめいしいど)
12.代笠席(たいりつせき)
13.滴翠軒(てきすいけん)
14.臨池亭(りんちてい)
15.高石垣(たかいしがき)


桜、紅葉をはじめ、四季多くの花が見られるはずが、今の時期、全く花は無し。




渉成園13景として、建物、景色がある。










春、秋には再訪したいね。
















 昔は「丸物」と呼んでいた、京都近鉄は2月で87年もの歴史に幕を閉じる。
閉店売り尽くしセールもすごいが、これだけ続いた歴史を閉じるのは惜しい。


 北海道物産展。魚、カニ、チーズ、ジェラートなど、歩くだけで試食させてくれ、ああ、また、食べ過ぎ・・・・


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