東福寺、智積院 2006/03/15



泉涌寺、即成院のあと、更に歩いて、東福寺へ。


東福寺の代表的風景。少し桃色がかった蕾。来月には夢のような経験が。
紅葉の時期もまたすごい。


重要文化財「臥雲橋」を渡ると


摂政九条道家が嘉禎2年(1236)から、実に19年もの歳月を費やして、聖一国師を開山として造営したものです。また、京都五山のひとつで、臨済宗東福寺派の大本山です。奈良の東大寺のように大きく、興福寺のように盛大を極めた寺に・・・とそれぞれ一字ずつとって「東福寺」と命名されました。












3月14,15、16日の3日間だけ一般公開される。


門に入るだけで、500円?、高いなあ。でも、せっかくだから。


ものすごく急な階段。この上に更に階段が。


おばあちゃんが、「死ぬかと思った」と降りてきた。


上からの眺め。


ダイナミックな組み物。扁額「妙雲閣」は足利義持の筆蹟。


釘とピアノ線は鳥の被害防止と思われる。


本堂(仏殿)を望む。


京都駅、京都タワー、東本願寺方面


禅堂、経蔵


内部の釈迦像、十六羅漢は室町時代。天井は極彩色の見事さ。
こんなすばらしい物が観られるんなら、500円も可とする。外から撮影。



30年ほど前の修理の記録板


本堂に入る。


涅槃図と天井の龍。


ここは撮影自由のようだ。




涅槃図をここでは「おねはん」という。


おねはん公開記念は甘酒のふるまい。


えっ、ただなんですか?。まあ、ただとはいかないか。相場?は100円のようで。
後で聞くと、ついこのあいだの不況時までは、10円だったとか。
おいしい甘酒でした。ごちそうさま。



ようやく観られた梅。


久しぶりに、庭園を見学したい。






室内には国宝・重要文化財の絵画がいっぱい。




通天橋が向こうに。


東福寺といえば、これ。石と苔の市松模様。



通天橋を望遠で。


通天橋はここも見事。400円。桜、紅葉の時はものすごい人になる。今日は遠慮しました。


帰りのバスの車中から、智積院の梅がすばらしいので、突然下車した。




なんとなく、静かで清楚な雰囲気。



豊臣秀吉は愛児鶴丸の死を悲しみ、ここに祥雲禅寺を建立し弔いました。
元和元年(1615年)大阪城が落ち、豊臣家が崩壊すると、徳川家康は秀吉と対立して滅ぼされた紀州根来の流れを受けた智積院能化にこの寺を寄進、智積院と改名されました。
その後、再度の火災に遭い金堂を焼失していましたが、昭和50年、現在の壮麗な堂宇が完成し、真言宗智山派の総本山として、全国三千余寺、三十万人の壇信徒の頂点にあります。
庭園は名園の一つとされ、中国の魯山を象って造られた池泉鑑賞式庭園です。
所蔵する長谷川等伯一門の描いた国宝障壁画の桜と楓は日本を代表する名画です。
従者控部屋にある布袋(ほてい)と子供の絵の笑いの表情は是非見て帰ってください。







長谷川等伯らによって画かれた楓図、桜図などの障壁画は、わが国を代表する文化遺産として国宝となっている。


名勝庭園へ。桔梗、サツキでも有名。


まず、室内の華やかさが目にとまる。





皐月のきれいな時にまた。












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