先生の訃報 2006/01/15

「先生が亡くなったらしい」とのメールが友達から来たのが正月明け。
先生は湖北のお寺の住職であるが、数十年ぶりの大雪で、道路は完全に閉じこめられ、12月24日の先生の訃報はあまり広く連絡されなかったようだ。
高校を卒業後40年以上経過した今、数年前から同級会が続いていたので互いの連絡は容易だった。
都合のつかなかった人は個別に別の日に弔問することにして、声をかけて本日集まったのは14人。
高校入学からの3年間、ずっと同じ担任だったこともあり、先生への想い出はみんな特別のものがある。
長浜駅前から数台の各自家用車に乗り合わせて先生の家へ向かう。
奥さんは気丈にしておられたが、お寂しいようで痛々しい。
何十年も昔に担任した生徒たちが、次々と弔問に来てくれることは一つの驚きでもあるとか。
当時は男子校でもあり、たばこをやるやつなど、それなりのワルも何人もいたが、最近のように犯罪に走るようなワルではない。
まあ、自分たちが60歳になってしまっているから、いつまでも過去の恩師の若かったことを懐かしんでも・・・。
ご冥福をお祈りしたい。(教野記)