2005年は愛の年 2005/12/31



今年の漢字1字は、「愛」。意外に思う。
今年も多くの災害、テロ、凶悪犯罪など、昨年以上にエスカレートしている。昨年暮れに発生したスマトラ沖の大地震は死者行方不明合わせて結局23万人。そして、今年もパキスタンで7万人もの死者を出す大地震。アメリカ南部でのハリケーンでの大被害は富める国と言われたアメリカにも貧困が存在することを見せつけた。国内でも台風被害、そして、あのJR西日本、歳末のJR東日本での脱線事故など暗い話ばかり。相変わらず変質者による少女、女性殺しは無くならない。
そんな中で、紀宮さまの結婚、卓球の愛ちゃん、プロゴルファーの藍ちゃんなどの大活躍、愛・地球博の大成功などから、「愛」が今年の文字となったのであるが・・・・
来年も地球・自然の復讐はますますエスカレートするだろう。



下記は、共同通信社の十大ニュースから引用させていただく。

国内

 @衆院選で小泉自民党が296議席の歴史的大勝
 A尼崎のJR西日本脱線事故、107人が死亡
 B耐震強度の偽装で不安広がる
 C郵政民営化法が再提出され成立
 Dアスベスト(石綿)被害深刻に
 Eネット企業とテレビ局の経営めぐる攻防激化
 F少年、少女をめぐる残虐な事件が相次ぐ
 G小泉首相の靖国参拝で中韓との関係冷却
 H有識者会議が女性・女系天皇容認の報告書
 I景気の踊り場脱却で株価一時16000円台に
 J【番外】日本人の人口、初の減少

初の人口減社会に突入した日本。戦後60年の今年は、9月の衆院選での自民党の歴史的大勝が政治の分水嶺(れい)となった。郵政民営化法案否決で神通力を失ったかに見えた小泉純一郎首相の二者択一戦略が的中、再び小泉ブームに。郵政民営化、政府系金融機関統合など「小さな政府」路線が加速した。

景気も回復基調に乗り、株価は5年ぶりに15000円台を回復、12月には一時16000円台をつけ、企業の勝ち組負け組も鮮明になった。その裏で自殺者は3万人超の高水準で推移していることが判明するなど底流には依然不況の影も。ネット企業とテレビ局の経営権攻防は時代の変化を象徴した。

外交では、小泉首相の靖国神社参拝で中国や韓国との関係が冷却、念願の国連安保理常任理事国入りも実現しなかった。

一方、社会の安心安全の基盤の崩壊を予感させる出来事も。4月のJR西日本脱線事故は107人が死亡するJR史上最悪の惨事。空のトラブルも相次いだ。6月にはアスベスト(石綿)による深刻な健康被害が判明。11月に表面化した耐震強度の偽装事件では、地震倒壊の恐れのあるマンションやホテルが次々に発覚、底無しの不安に引きずり込んだ。下校途中の幼い命を標的にした事件が相次いだほか、少年による深刻な事件も続発。

戦後60年の節目の年で天皇ご夫妻の初の海外慰霊。紀宮さまが黒田慶樹さんと結婚、女性・女系天皇を認める報告書も出された。愛知万博に2205万人が入場した。女子ゴルフの宮里藍選手の活躍などスポーツ界の若い力も目立った。


  


国際

 @ロンドン、バリ島など各地で大規模テロ
 Aイラクで政治プロセス進むがテロで情勢泥沼化
 Bパキスタン北東部の大地震で犠牲者7万人超
 C原油価格が高騰、一時1バレル70ドル突破
 Dハリケーン「カトリーナ」が米国南部に大被害
 E鳥インフルエンザ感染拡大、新型インフルに懸念
 F北朝鮮の核保有めぐり6カ国協議で共同声明
 G中国各地で激しい反日暴動
 H米ブッシュ第2期政権発足、支持率低落
 I中国が通貨人民元を切り上げ

2005年の世界は、01年の米中枢同時テロに端を発した「テロ」対「反テロ」の殺伐とした動きが、相変わらずの軸となった。

2期目に入ったブッシュ政権は世界の民主化がテロ抑止につながると強調しているが、いずれもイスラム過激派の犯行とされる各地の大規模テロは、米国流の民主化戦略の実効性に疑問を投げかけた。イラクは曲がりなりにも議会選挙にこぎ着けたが、米国の思惑通りの民主国家として生まれ変われる保証はまだない。11月にフランスで荒れ狂った移民出身の若者の暴動も注目された。

自然も猛威をふるった。04年末に世界を震撼(しんかん)させたスマトラ沖地震・津波に続き、今年はパキスタンとインドとの係争地カシミールを大地震が襲い、再び日本人に犠牲が出た。米南部のハリケーン被害は、当局の対応の遅れなど人災としての側面も目立った。

核保有を宣言した北朝鮮をめぐっては、6カ国協議で、朝鮮半島非核化へ向けた初の多国間合意が成立したが、合意を具体化するような進展はなかった。

04年に1バレル=50ドル台を付け10大ニュースに登場した原油相場は、70ドルを突破して引き続きランク入り。鳥インフルエンザ問題も04年から続くが、日本だけで17万1614万人が死亡するとされる新型インフルエンザの世界的流行への新たな懸念が出てきた。

反日暴動に揺れた日中関係は、小泉首相の靖国参拝もあり、改善の道筋が見えないまま年を越しそうだ。


 

ちょっと一息(昨年と同じ)
ノストラダムスの予言で1999年に地球が崩壊するという予言は当たらなかったが、今度は、2012年12月の地球破壊といううわさがある。これは、予言というより、ある程度科学的に証明されており、地球に壊滅的な未曾有の大災害が起こり、人類は絶滅するという。太陽のフレアが地球を襲い、バンアレン帯は消滅、「人類は体内からの電子レンジ効果により爆発」って。2012年までにどんどん自然災害は強くなる一方とか。この2012年現象はマヤ文明でも掲示しているとか。あと、6年。まあ、生きてるが・・・


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