中国国宝展 2005/02/18





国立国際美術館(大阪中之島)
朝日新聞社主催。国立国際美術館は移設して初めての訪問となる。



下記はサイトから引用。一部の写真もサイトから引用した。

中国仏教美術の精髄と
世界が驚いた考古学の新発見

長大な歴史と広大な国土とをあわせ持つ中国には、数千年にわたる時代の貴重な文化財が多数残されています。その文化の真髄を、「仏教美術」と「考古学の新発見」に焦点を当て、約150件の優品により紹介します。  紀元前5世紀頃にインドで生まれた仏教は、紀元前後頃に中国に伝わり、大いに隆盛しました。「仏教美術」では、仏教の伝来初期にあたる後漢(1〜3世紀)から、三国、魏晋南北朝、隋、唐、そして五代、北宋時代(10〜12世紀)に及ぶ名品を、中国全土から網羅的に集めます。わが国の仏教文化にも大きな影響を与えた中国の仏教美術の約1000年にわたる変遷をたどる壮大な試みは、世界でも初めてのものです。「考古学の新発見」では、毎年相次いでいる考古学上の重大な発見の中から、近年発掘された特に重要な作品を、日本初公開、中国国外初公開を中心に厳選しました。中国ならではの芸術的な魅力に富む遺品の数々を披露します。  中国国内でもなかなか公開されない貴重な作品に出会えるまたとない機会を、どうぞお見逃しなく。


おお、中之島三井ビル。このビル建設にあたり、受注合戦、そして受注後の多くのプロジェクトでの苦悩。今は懐かしい・・・


美術館って、どこにあるの?。地上に出ているのはこのような部分だけ。全ては地下に。


エスカレータを降りる。


入口。撮影していたら、怒られた。


会場外のビデオ説明パネル。


もっとも感銘したのは、この「金縷玉衣」。4000年前の遺物。


玉片を黄金の針金で綴ったもので遺体を覆えば、腐敗を防ぐとの考えから。




 発見当初は玉片はバラバラだったという。
場所を考慮しながらつなぎ合わせたという途方もなく根気の要る作業。



雑技俑(始皇兵馬俑)。2mもの大男。現地で膨大な兵馬俑を見ているが、何度見てもすごい。


石製鎧甲(重さ18kg!!)


菩薩。もっとも美しいと感じた仏像。


阿弥陀経断簡 唐の時代、毎月のお参りで唱える『仏説阿弥陀経』の文が見える。


舎利容器

年代順に展示されているが、中国数千年を考えると、あまりにも永い、壮大な歴史となる。
会場最初にあった、小さな、石づくりの人形。当時は金属という物は無かった。
BC3500というから、5500年前の実物が今、目の前にあるのだ。
日本では、原始人の時代に。


ショップでは、記念品を買う人がいっぱい。




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