2004年は災の年 2004/12/31



今年の漢字1字は、「災」。まさに、自分もそう思っていたし、ピッタリ。
地震、台風、モウレツに暑い夏などの異常気象、そして、BSEや鳥インフルエンザ、鯉ヘルペス、豚コレラなど、天災もあるが、環境破壊が原因となる人災も。
そして、年末ギリギリで、スマトラ沖大地震の津波で最終20万人を越えると思われる犠牲者。阪神大震災の数千倍の規模の地震だとか。地球・自然の復讐か。



下記は、共同通信社の十大ニュースから引用させていただく。

国内

 @震度7の新潟県中越地震が発生、死者40人
 Aイラクで邦人の殺害、拉致。自衛隊の派遣を延長
 B台風上陸が最多の10個、集中豪雨でも被害
 C北朝鮮拉致被害者家族が帰国、ジェンキンスさんも来日
 Dプロ野球が大再編、選手会は初ストライキ
 E三菱自、西武鉄道など名門大企業のモラル問われる経済事件
 F小学6年の女児の同級生殺害など子どもをめぐる事件多発
 G国民年金未納問題官房長官ら辞任。年金改革法成立
 H参院選挙で民主党が躍進、新代表に岡田氏
 I79年ぶりに国内で鳥インフルエンザ

今年の日本は、6月から10月にかけての台風、集中豪雨、猛暑、10月の新潟県中越地震と大きな災害に見舞われ、天変地異の怖さを思い知らされた。イラクには2月に復興支援の目的で自衛隊が派遣されたが、現地では邦人3人が殺害、人質事件では「自己責任」論も噴出した。12月には対米重視で一年間の派遣延長を決定したが、出口は見えないままだ。

北朝鮮の拉致被害者家族の帰国が5月に実現、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんの来日も実現した。しかし、偽の遺骨を提出するなど北朝鮮政府の不誠実な対応も明らかになり、日朝交渉は展望が見えないまま。政界は7月の参院選挙で民主党が躍進。自民党は低迷したが、小泉純一郎首相の人気は健在。国民年金保険料の未納問題は、政界にまで波及、成立はしたものの年金改革法の審議に影響した。

三菱自動車、西武鉄道、ダイエーといった大企業が、不祥事や経営悪化で伝統あるブランド力を失い、戦後日本経済をけん引したカリスマ経営者も引退を迫られた。6月には長崎県で小学校6年生の女児が同級生を殺害、子どもの虐待や通学途中の誘拐など、子どもをめぐる事件が目立った年でもあった。

皇室は皇太子妃雅子さまについての皇太子の「人格否定」発言で話題を投げ掛けたが、12月には天皇家長女の紀宮さまのご婚約が決まり明るいニュースとなった。社会現象では韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」をきっかけに「韓流」ブームが加速した。


 


国際

 @イラク情勢は混迷、米軍の死者1200人超
 Aブッシュ米大統領が民主党ケリー候補破り再選
 Bアテネ五輪で日本選手善戦、メダル最多の37個
 C米大リーグでイチロー、松井秀喜らが活躍
 Dアラファト・パレスチナ自治政府議長が死去
 E北オセチアの学校占拠などチェチェン独立派のテロが続発
 F中国で江沢民軍事委主席が退任、胡錦濤国家主席の権力確立
 G原油価格が高騰、一時1バレル=50ドル台
 Hアジアで鳥インフルエンザが猛威
 Iスペインで列車同時爆破テロ、死者多数

(番外)スマトラ沖地震と津波で15万人を超える犠牲者

イラク開戦が十大ニュースのトップとなった昨年に続き、ことしもイラク情勢を筆頭に、戦争、テロの暗く重いニュースが並んだが、アテネ五輪、米大リーグでの日本人選手の大活躍が一服の清涼剤となった。

イラクの連合国暫定当局は6月、暫定政府に主権を移譲したが、その後も反米勢力の抵抗はやまず、11月には月間の米兵死者が開戦以来の最多を記録。一方で、米調査団が開戦時に大量破壊兵器は存在しなかったと議会に報告、戦争の大義は大きく揺らいだ。

11月の米大統領選挙では、大統領交代を通じた米国のイラク政策転換を期待する声が欧州などで高まる中、ブッシュ大統領がケリー上院議員を破って再選。議会でも共和党優位が確立した。

イラク戦争に絡み、スペインで3月、列車同時爆破テロが発生。ロシアではチェチェン独立派によるテロが相次いだ。アラファト・パレスチナ自治政府議長の死で中東情勢の先行きは不透明さを増し、経済成長を続ける中国では、胡錦濤国家主席が党、政府、軍の三権を掌握した。

年末のスマトラ沖地震(M9・0)は大津波を引き起こし、南アジア各国を中心に日本人観光客らを含む1万4千人超(12月27日現在)の死者、行方不明者を出した。

9月に史上初めて1バレル=50ドルの大台を突破したニューヨーク市場の原油先物は、その後も不安定な値動きを続けた。鳥インフルエンザでは12月、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国が今冬の流行を防止するための閣僚級会合を開いた。


 



ちょっと一息
ノストラダムスの予言で1999年に地球が崩壊するという予言は当たらなかったが、今度は、2012年12月の地球破壊といううわさがある。これは、予言というより、ある程度科学的に証明されており、地球に壊滅的な未曾有の大災害が起こり、人類は絶滅するという。太陽のフレアが地球を襲い、バンアレン帯は消滅、「人類は体内からの電子レンジ効果により爆発」って。2012年までにどんどん自然災害は強くなる一方とか。この2012年現象はマヤ文明でも掲示しているとか。あと、7年。まあ、生きてるが・・・


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