京都時代祭 2004/10/22



 時代祭には何度も来ている。今回は、三条の橋のたもとで待つことにした。






















2番目の行列では「幕末志士列 」で、資料によると、
<明治維新の立て役者となった志士計14人が「七卿落」列をはさんで次々と登場する。 >となっており、・桂小五郎、西郷吉之助、坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作、梅田雲浜、橋本左内、吉田松陰、真木和泉、久坂玄瑞、三條実美に扮した学生が歩く。

どれも、長州、薩摩など、倒幕派中心である。

なぜ、幕府方のたとえば、新撰組、徳川慶喜、井伊直弼、勝海舟などが行列のメンバーに入っていないのだろうか。時代祭は明治時代に始まったため、まだ、官軍側を善とする考えがあり、この時に登場人物を選択されたからだろうか。
倒幕軍で固めているなんて、戦勝国で常任理事国を決めた国連みたいだ。

行列の登場人物は始まって以来、変更されていないと思うが、この際、本当の「時代」を検証するなら、もっと、偏見のない、適正な人物を見直すべきではないか。水戸黄門さんがいてもいいし、聖徳太子がいてもいいと思う。

それにしても、時代祭りの運営の方、もっと、扮装する人選を考えるべき。西郷さんと坂本さんが続いて歩いていたが、西郷さん役はほっそり、坂本さんは恰幅ある太った人でした。もう少し、役に合わせて人を決めてほしい。














































































































































つれづれぐさページへ戻ります。



2004年のつれづれぐさへ