メインイベントのタイ   2001/06/12〜06/16



6/13
シンガポール空港から21時すぎにバンコックに到着。
ここで、ガイドのトンさん(女性)。
今回の旅のメインとなるタイである。空港から、高速道路を通ってホテルへ。
高速道路から見る下の景色。トタン板を貼っただけの民家がえんえんと続く。
考察はボチボチ。
ガイドのトンさんは、関西の大学へ留学したことがあり、いろいろなカルチャーショックなどを紹介してくれた。

ここもホテルは、シンガポールと同じシャングリラホテル。

お茶や果物のサービスがうれしい。





明日からのタイ観光を楽しみに・・・・・。

6/14

朝食もバイキング。種類が多すぎて、ゆっくりすると、1時間以上かかるだろう。
おいしい物が多い。
ホテルが川べりであり、川を横行する多くの船をみながら食事もまた格別。



 

バンコクから、ひたすらバスで走り、アユタヤへ。タイという国は、日本の1.4倍の面積があるのに、200万人しかいないとか。土地はありすぎるし、税金はゼロ。王様の国。

アユタヤは古い都市で、他国に攻められるまでは繁栄を極めていた。徹底的に滅ぼされて残った煉瓦作りの建物は遺跡となっている。


 

 

お金を払って象に乗れるとのことで、経験に象に乗ることにした。象の首のところに、タイ人の「運転手」、背中にイスがついていて、ここに2人が乗れる。
となりの女性と体重が違うのでバランスをとるのに苦労。
位置としてはかなり高い。のっしのっしと歩くとかなり左右に揺れる。約20分間の「ドライブ」だった。
このお金で象のエサ代をまかなうという。

 

 



山田長政を始め、数千人の日本人がいたという日本人町跡、なんとかという寺院を見学。

 

 

バンコクからバスでアユタヤまで来たが、今度は船でチャオプラヤ川を下ってバンコクへ。
クルーズは、この国ではぜいたく体験なんだろう。船に乗る時、エサを川へ投げると、ものすごいしぶき。なんと、巨大な鯰(なまず)がうようよ。

 

船中のビュッフェで飲茶バイキング。これもうまかった。船室の外へ出ると、やはり暑い。
アメリカ人などの外人が風を受けて涼んでいる。自分も外人であるが。

 


途中でおやつが出たりはあったが、かなりの時間の船旅を終え、バンコクに到着。



再びバスに。混雑は常時という。



夕食は、サイアムレストランでタイ古典舞踊を鑑賞しながら。
客席が暗めで、何を食べているか分からないよお。



オプショナルとして、バンコクで有名な「MANBO」の”ニューハーフショー”へ。好きだね。
約600人分という客席が、一番前の最高の場所だった。目の前で観ることができる。
これが男性?という美しく可愛い”女性”が、昴を歌う、ABBAを歌う、踊る・・・・。
「夢のような」2時間近く。ショービジネスの世界。
コミカルもあり、写真撮影も自由という太っ腹。すぐ前なので、たしかに、のど仏があるのに、絶対に、女性である。タイの男は世界で最も美しいとか。
”彼ら”は、昼はまた、違う仕事をしているのだろう。
値打ちがあった。サービス精神旺盛。
アメリカのラスベガスでも体験したが、ここはもっとおもしろかった。
帰りに、”女性”2人に囲まれて写真を撮ったが、ちゃっかり、「チップちょうだい」と・・・・。

 

 

 


夜も11時、明日は最後のバンコク。

ガイドはパスポートを無くさないようにとずっと言い続ける。日本人のパスポートは300万円の価値があるらしい。盗んだらすぐに、写真がすげ替えられる。日本人の顔はアジア人と同じだから、偽造パスポートですぐに国外へ出て、他国へ入国してしまう。
入ってしまえば、それでOKとか。


6/15
朝食、チェックアウトを済ませ、今日は、ホテル内の船乗り場からチャオプラヤ川に入る。

タイで有名な水上マーケット。これは、川に田舟を浮かべ、それぞれに物を売り買いする。
そういえば、川端の民家は全て、川から立てた木柱を基礎に建っている。柱が傾いたり、腐って折れていてもおかまいなし。
とにかく、タイには、絶対地震が無いという。ひとたび地震があれば、殆どの民家、大きなビルさえもなくなってしまうのだろう。

 

 

バンコクで最も美しいという「暁の寺院」。三島由紀夫の小説にも登場。
近づけば、皿などの陶器を割った物がぎっしりと貼ってあるが、色の妙味と、塔の構成の美しさで、確かに圧倒される。すばらしい。

 

 



エメラルド寺院。これは、とにかくとにかくスゴイ。世界、世の中には、こんなすごい物があるんだね。
ちょっと、言葉では言い表せない。柱、建物が全て輝いている。金、赤、青、緑などの、実に見事な配色の建物が凛として建っているのだ。まあ、これは実際に観てみないと分からない。ここは、短パン、そでなしシャツ、サンダルでは入れない。我々の一行にも、入場を断られた者もいた。

 

 

 

 


バスで、宝石工場、免税店などを巡る。タイは宝石、特にサファイア、ルビーが採れ、確かに安いようだ。
免税店では、高級ブランドのテナントが並ぶショッピングモールをひやかした。

 

伊勢丹周辺で自由時間となり、一人でふらふらと歩いてみた。なんとなく、西洋を歩くよりもスリリング。
半径100mを超えないように注意しながら、散策をする。女学生、サラリーマン、店のおじさん、おばさん、屋台、宝くじ売り屋、むしろを広げて、針金製のおもちゃの自転車や自動車を売っている。(これ、買って来たら良かったと反省)。インターネット屋さんもあった。
屋台にパソコンを置いて1時間いくらでインターネットを使わせる商売。
日本では珍しい三輪のかわいいタクシーもスナップショット。

 

 

 

夕食は海鮮中国料理。これが最後のタイでの食事。



ガイドのトンさんありがとう。

バンコクの空港もでっかい。びっくりした。飛行機待ちで空港内でショッピング。

夜の10時過ぎの飛行機でバンコクを飛び立つ。


ーーーいろいろ感想ーーー
行く先々で、どこでも、野犬や猫に会う。どれも、暑くてぐったり。狂犬病にも注意とか。
超豪華な国の(国王の)施設と、ものすごく貧しい民家など。この国の実態。
しかし、国民が国王を、お釈迦様の次に敬っているという、気持ちがある限り、平和でのどかな生活、これも人間の一生。
無税、低い人工密度、食べ物は自給可能。
Tシャツ3枚あれば、一生生活していけるというこの国。老後をこんな国で過ごすのも?。



6/16

朝の5時すぎに関西空港に無事帰国。

なかなかおもしろい体験だった。また、行きたい。



旅行選択へ戻ります。