レイカディア大学日記 2009/12/18




授業の前に、レイカディア大学継続問題について、伝達。県の収束検討に対し、同窓会、OB会、在校生の動き。午後のクラス会で各クラスで討議をして欲しい。また、継続陳情の署名をして欲しいとのこと。



生活科学科の32期生が、かねて、病気療養中、亡くなったとのことで全員で黙祷をささげた。



必修講座 近江の城 〜城が語る湖国の戦国史

講師 中井均 先生



歴史、城好きには絶好の講義。


県内の城に関する著書も多い。


 必修講座の内容はどうしても地域文化学科や生活科学学科に関するテーマになる。陶芸学科はまず関係無いのは残念。地域文化学科や生活科学学科は選択講座の上に更に必修講座でも勉強できるわけだ。
 最近は歴史ブーム。城に関する特集が各種雑誌で次々組まれる。また、「歴女」と呼ばれて歴史好きな若い女性が増加。まだ会ったことは無い。お年寄りの女性、「歴婆」には会うけれども・・・と。


近江の城にかける氏の情熱が伝わる。


城といえば、近世の姫路、彦根のような天守などの建築物をイメージするが、実際は土塁、堀切などが殆ど。城は信長の安土城を境に土木遺跡から建築遺跡へ変わった。滋賀県の城郭調査は日本一である。




城の研究は今までは現地に行かずに文書や絵図面だけだった。本当に現地に出向いて測量、調査するようになったのはここ20年から。




甲賀の城郭群のできたいきさつなど。






城の研究家を甲賀の土塁へ案内するとその壮大さに驚かれる。観音寺城は戦国最大の城。


滋賀県には城が1400もあった。




付城は現代のプレハブ工法。




近江の城を語らずして日本の城は語れない。


代表からのお礼挨拶。