レイカディア大学日記 2009/11/27



必修講座 石田三成と直江兼続の関ケ原合戦 〜東西挟撃策はあったか

講師 桐野作人 先生



歴史好き人間にはたまらない話題。


東京在住。


著作を見ると、戦国時代あたりか・・・。鹿児島出身というから島津義久の関連も。


興味ある講義になりそう。


今年のNHK大河ドラマは「天地人」。上杉景勝につかえた名将「直江兼継」の物語。


事務局はドラマの最大の見せ場にあたる今頃に当ててこの講演のスケジュールを組んだらしいが。


異例に、今年の大河ドラマは1ヶ月も早く終わり、「超巨大ドラマ:坂の上の雲」がスタート。


多くの資料を全て分かりやすく説明。



兼継が家康にあてた有名な「直江状」の現代語訳。原書は絶対読めないだろうな。


日本の内戦最大の「関が原合戦」とは、単に「豊臣vs徳川」だったか。豊臣政権内の公儀をめぐる争い。


三成の家康への宣戦布告というべき文書になる。




関西に三成、そして、上杉を攻めてくる家康軍に直江はどう対応しようとしたか。


ドラマ内でも三成が兼継を訪問する場面が出てくる。三成と兼継の盟友関係。




三成・兼継の唯一の?連署。


三成→兼継。




景勝が重臣にあてた手紙。完全孤立の最大の危機。覚悟を決めた辞世の内容。滅びる直前にあたって、自分はいい時代に生きた。俺を信じて良くついて来てくれた。この危機について来てくれるか。いやなら去ってくれていい。景勝のまっすぐな性格をあらわしている。家康を背後から討つべきと兼継が進言するが、景勝は「卑怯者のすること、義に反する」と禁止した。「やるなら、我を斬って行け」。バカ正直な主君に兼継は・・・。あのとき、兼継が家康を殺していたら、歴史はどうなっただろう?。


代表からお礼のことば。